◆異動後に初めて社内の事務手続きを経験
――アナウンサー時代と比べて、職場環境にも変化が?
秋元:いろいろとあります。異動後に初めて、社内の事務手続きを学んだんです。アナウンサーは上長に「印鑑を押してください」と願う場面がなく、いわゆる会社員としてイメージされる手続きをほぼ経験してこなかったんですね。
経費精算も基本的には経験しないので、異動した当初は初歩的な事務手続きも教えていただきながらで、同じ社内でありながら文化の違いを感じていました。
――異動後は、新たなやりがいも生まれたのかと思います。
秋元:直近では、契約を担当したタイ版の『リッチマン、プアウーマン』が完成して、現地で放映されたうれしさもありました。アナウンサー時代も番組には関わっていましたけど、常に自分との戦いだったんですよね。今はチームの一員のような感覚で、海外にフジテレビの番組を広められる達成感、面白さを味わっています。
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