抽選に当たりやすくなる3つのコツ
IPO銘柄の抽選は、人気の銘柄ほど倍率が高く、何度申し込んでも当たらないという人もいます。そこで、シンカワさんにIPO銘柄の当選確率を上げるためのポイントを聞いてみました。
押さえておきたいポイントは、以下の3つです。
- 主幹事証券会社で抽選に申し込む
- 仮条件価格の最高値で申し込む
- ポイントサービスを利用する
1. 主幹事証券会社で抽選に申し込む
「主幹事証券会社で申し込みをすれば、その確率はグッと上がるでしょう。どの証券会社が主幹事になっているかは、事前予想を発信しているウェブサイトで把握できると思います。
銘柄によって主幹事証券会社は変わりますので、大手証券会社を中心に口座開設し、ひたすら確率を高めてみてはいかがでしょうか。逆に言えば、口座を開設している証券会社が主幹事はおろか幹事団に入ってないと、IPOの抽選に申し込めません」
2. 仮条件価格の最高値で申し込む
「ブックビルディングに申し込む時は、仮条件の上限価格(会社によって成行やストライクプライスともいいます)で申し込むのがよいでしょう。
公募価格は申込者の人気に応じて決定しますが、人気の銘柄はたいてい上限で決まることが多く、実際の公募価格よりも下の価格で申し込みをした場合、自動的に落選してしまいます」
3. ポイントサービスを活用する
「SBI証券などで実施している『IPOチャレンジポイント』といった、落選した場合に次回以降の当選確率の上昇に使えるポイントサービスを利用することも一つの方法です。各証券会社のサービスをチェックしておくといいですね」
IPO投資は初心者でも勝てる投資
IPO投資をギャンブルのように思っている方もいるかもしれません。しかし、これまで見てきたとおり、抽選に当たればとても手堅い投資のひとつだといえるのではないでしょうか。
はじめてIPO投資に挑戦するという方は、ぜひ今回ご紹介した当選確率を上げるコツも参考にしてみてくださいね。
文・Talei(フリー編集者・Webマーケター、JSA認定ソムリエ)/DAILY ANDS
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