公私混同する社長
企業を経営している社長にとって、経費の使い方が公私混同であろうと、
確かに勝手ではあります。
時には、社長が家族との旅行やプライベートの飲食代に経費を使ったり…
これではまるで会社を私物化?しているようなものですね。
決して、本来の経費の使い方とはいえません。
はたまた、社長の家族の引越しの手伝いを社員に手伝わせるというケースも!
でも、そんな企業の社長に限って、
社員には意味もなく公私混同を許さないという厳しい規則を与えたりします。
とても矛盾していますよね。
ここが、企業としての全体の質が下がってしまう原因にもなるのでしょう。
「一生懸命働いているのがバカらしい」と社員はモチベーションをなくしてしまうのです。
やはり、本当に伸びていく企業というのは、
こうした公私混同でのトラブルはないのかもしれません。
公私混同する人への対処法〜経費
もし職場で、経費の使い方を公私混同しているのを目の当たりにしてしまった時、どうするか…
例をあげると、
・会社の備品(PCや携帯など)を私物化する人。悪質なケースは、窃盗する人も!
・お客様用に用意してある飲み物類を持って帰っていく人
・会社が許可しているフリードリンクを、度を超えてまで利用する人
・ちょっとした私用の備品まで、経費を切る人
ある意味、職場という場所も無防備です。
最も見て見ぬ振りできないのは、公私混同を通り越して、PCなど高額な物品を窃盗するケース!
これらは企業側の管理の問題でもあるでしょう。
こうした他の人の公私混同は、よほどのことがあれば報告しても良いかもしれません。
ただ、あなた自身の勤務態度や公私混同などが問われることでもあります。
また、公私混同している当本人は、気づかないうちに周りから白い目で見られ、
居心地の悪い思いをしていくでしょう。
公私混同する人への対処法~人間関係
やはり感情を持つ人間が職場で働いている以上、
人間関係の公私混同でも、色々な問題が出てくるものです。
よくありがちなのが、上司と部下が公然の秘密で?職場恋愛をしている場合。
・明らかに部下のミスで責任が問われてもいいはずなのに、上司が味方してしまう
・職場恋愛をしている当人同士のトラブルなどで、仕事で関わっている人はやりにくい
とはいうものの…居合わせている人が、
当人の恋愛事情にまでとやかく問い詰めた所で、どうにかなるものではありません。
もし、本当に業務上で差し障りがあったとして、上司へ報告せざるを得ない場合なら、
恋愛の公私混同的な問題は挟まず、あくまでも仕事という観点で説明すべきでしょう。
なぜなら、ここで感情論を持ち出すのも、ある意味で公私混同と言われかねないからです。