30位:磯自慢 海の幸と相性抜群の銘酒
静岡県の磯自慢酒造で作られる『磯自慢』は、2008年の洞爺湖サミットで乾杯用に振る舞われた酒として話題を集めました。フルーツを思わせる爽やかな香りと甘味酸味が調和したスッキリした味わいは、日本酒初心者でも楽しめる魅力にあふれています。相性ピッタリの海鮮と一緒に味わうのがおすすめです。
29位:仙禽 「甘酸っぱい日本酒」への取り組みで話題に
『仙禽(せんきん)』は栃木県の株式会社せんきんが手掛けるブランドで、昔ながらの日本酒にこだわりつつ、新しい製法にも意欲的に取り組んでいます。
中でもこれまで誰も取り組まなかった「甘酸っぱい日本酒」にチャレンジした純米大吟醸の『醸』は、2018年のSAKE COMPETITION高級酒部門で1位に輝きました。個性的な日本酒に興味のある方は、ぜひ試してみて下さい。
28位:風の森 無濾過無加水にこだわったフレッシュな味わいの生酒
江戸中期に創業し300年以上の歴史を誇る奈良県の蔵元・油長酒造が手掛ける『風の森』。1998年に登場した『風の森』は無濾過無加水で、加熱処理をせずに作ったフレッシュな味わいで、生酒人気の先駆けとなりました。
生酒は瓶内で酵母が生きているため、開けたては発泡感があります。発泡感が薄れるにつれ味が変わっていくのが魅力なので、時間をかけて味わってみて下さい。
27位:鳳凰美田 栃木が誇る麹と絞りにこだわった銘酒
『鳳凰美田(ほうおうびでん)』は、徹底的に温度管理された麹と昔ながらの絞りにこだわりを持つ、栃木県の小林酒造が作る日本酒です。
伝統的な手法で丁寧な酒造りに取り組む一方、ワイン酵母を導入したりリキュールを手掛けたり、新しい取り組みにもチャレンジしています。果実を思わせる優しい香りや柔らかな口当たりは、日本酒初心者にもピッタリです。
26位:鍋島 世界一にも輝いた日本を代表する酒
佐賀県の富久千代酒造が手掛ける『鍋島』は、1998年に登場してからさまざまな鑑評会で上位に入賞します。2011年には「インターナショナルワインチャレンジ」で最高賞を受賞し、世界一の日本酒に選ばれました。
『大吟醸』は世界一に輝いた逸品で、濃厚な米の旨みとジューシーな味わいが魅力。日本酒を愛する全ての方におすすめの1本です。
25位:神亀 米本来の旨味が生きた最高の食中酒
純米酒にこだわりを持つ埼玉県の神亀酒造が手掛ける『神亀(しんかめ)』。添加物を使わず米と水と麹だけで仕上げた良質な純米酒で定評があります。究極の食中酒とも呼ばれる『神亀』は、みずみずしさとコクが絶妙なハーモニーを奏でる1本。熱燗でお好きな料理とのマリアージュをお楽しみ下さい。
24位:出羽桜 生貯蔵にこだわった吟醸酒
吟醸酒に定評のある『出羽桜(でわざくら)』は、将棋の駒で有名な山型県天童市に醸造所を構えるブランドです。洋ナシのような華やかな香りと上品でふくよかな味わいは、多くのファンを虜にしてきました。
購入しやすい価格設定や、缶での販売など豊富な種類が魅力。『桜花(火入)』やスパークリングの『咲』は初心者にもおすすめです。
23位:田酒 風格のある味わいは日本酒の原点
『田酒(でんしゅ)』は本州最北端にある青森県の西田酒造店が手掛けるブランド。醸造用アルコールや醸造用糖類を使わず、米の味わいがギュッと詰まった雑味のない味で高い人気を集めています。
青森県の酒米を積極的に使った商品はまさに「地酒」。合わせる食事によって味わいが変わるので、食中酒に最適の1本です。
22位:醸し人九平次 ミシュランの3つ星レストランに採用された逸品
『醸し人(かもしびと)九平次』は愛知県の萬乗醸造が手掛けるブランドで、日本だけでなく世界からも高い評価を得ています。ワイン作りにヒントを得た新しい発想で、次々とユニークで質の高い日本酒作りにチャレンジを続け、その努力はミシュランの3つ星レストランへの採用という形で実りました。
爽やかでフルーティーな香りと透明感のある優しい味わいは、ワイングラスで味わうのもおすすめです。
21位:飛露喜 無濾過生原酒を産んだ日本酒ブームの牽引者
『飛露喜(ひろき)』は一見するとキラキラネームのようですが、日本酒ブームを牽引した1つと呼ばれるプレミアム銘柄です。
原点の『無濾過生原酒』はとろみのある口当たりと、甘み酸味のバランスが取れた味わいで、マニアから初心者まで幅広くおすすめできます。和食との相性は抜群なので、機会があったらぜひ試してみて下さい。