20位:東洋美人 落ち着きのある上品な味わいはまさに「東洋美人」
山口県の澄川酒造場が手掛ける『東洋美人』は、2013年の豪雨災害で存続が危ぶまれるも、有志からのサポートを受け見事復活を遂げたブランドです。
繊細で気品ある香りと透明感に満ちた優しい米の甘みは、奥ゆかしさで知られる東洋美人のよう。山口県の日本酒といえば『獺祭』が超有名ですが、こちらも多くのファンを集める逸品です。
19位:くどき上手 抜群の飲みやすさと吟醸酒へのこだわり
『くどき上手』は純米吟醸や純米大吟醸など吟醸酒だけの生産にこだわりを持ち、全国に多くのファンを持つ人気銘柄。浮世絵のデザインを使った印象的なラベルも魅力的です。華やかでフルーティーな吟醸香とマイルドな甘みは初心者や女性でも飲みやすいので、ぜひ一度お試しください。
『ばくれん』『穀潰し』など一部の特約店でしか見られない種類もあるので、ファンは見かけたら要チェックですよ。
18位:一ノ蔵 豊富で飲みやすいラインナップ
宮城県が誇る名蔵元『一ノ蔵』は、鑑評会で多くの賞を受賞してきた人気の銘柄です。人気の『特別純米酒 辛口』以外にも、芳醇な甘みのあるものやアルコール度数の低いものなど、女性にもおすすめのアイテムを多数取り揃えています。ぜひあなた好みの1本を見つけてみて下さい。
17位:楯野川 超高度に精米された純米大吟醸酒
『楯野川』は江戸時代から藩主のお墨付きを得ていた、歴史と実力を兼ね備えたブランド。このブランドの特筆すべき点は、中心部1%や8%など超高度に精米された米から日本酒を作った点です。
一般的な吟醸酒の基準が中心部50%以下なので、いかにお米の芯の部分だけを使っているかわかるでしょう。人気の『純米大吟醸上流』は芳醇な香りと和菓子を思わせる上品な甘みで、数々の賞に輝きました。
16位:長門峡 のどごしまろやかで飲みやすい日本酒
長野県の岡崎酒造が手掛ける『長門峡』。低温でじっくりと時間をかけて発酵させ、丹念に醸造した逸品です。
長野県は日本有数の酒蔵が多い県として有名ですが、2023年は山口県新酒鑑評会吟醸酒の部で優等賞、全国新酒鑑評会では金賞を受賞した『長門峡』は県内屈指の銘酒と言えましょう。さっぱりした口当たりとまろやかな旨味は女性からの人気も高いです。
15位:酔鯨 ガツンとした飲み応えと穏やかな香り
ラベルに描かれたクジラが抜群のインパクトを残す『酔鯨(すいげい)』は、高知県の酔鯨酒造が手掛ける銘柄です。
穏やかな香りとガッツリした飲み応えは、食事との相性もバッチリ。冷やした状態でキレのあるスッキリした味を楽しむのがおすすめですが、ぬる燗にするとまた違った表情を垣間見ることができますよ。
14位:八海山 多くのファンを魅了する超メジャー銘柄
新潟県の3大銘酒の1つに数えられる『八海山』は、全国に多くのファンを持つメジャーな銘柄として有名です。日本酒に詳しくない方でも、一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
穏やかな口当たりと雑味のないスッキリした味わいは、食中酒におすすめです。手頃な価格で飲み飽きしないので、ぜひ1本試してみて下さい。
13位:黒龍 雪解け水から醸造した幻の日本酒
『黒龍(こくりゅう)』は福井県の黒龍酒造が作っています。厳選した地域から収穫された酒米の王・山田錦と清らかな雪解け水から生まれたその味わいは、発売当初「日本一高価な酒」と称されました。
透明感のあるのどごしと華やかな旨みのある味わいで、皇室御用達にも選ばれている銘酒。日本酒ファンは見かけたらぜひチェックしてみて下さい。
12位:浦霞 アメリカでも人気のブランド
日本の吟醸酒ブームに火をつけたと言われる『浦霞』は、宮城県の佐浦酒造が手掛ける人気銘柄です。発売から45年以上もの歴史があり、日本だけでなく世界規模の品評会でさまざまな賞を受賞した銘酒でもあります。
爽やかな飲み口の後、少しずつ主張してくる米の旨味に「もうひと口」と杯が進みます。食中酒や晩酌として、じっくり楽しみたい1本です。
11位:No.6 日本酒界のニューウェーブ
『No.6』は秋田県の新政酒造が手掛ける「6号酵母」を使用した生酛純米の生酒です。「6」の数字が輝くラベルは、他の日本酒と違うおしゃれな魅力にあふれています。
マスカットを思わせる香りとフルーティーで上質な酸味、軽やかな発泡感はまるでシャンパンのよう。泡感があるので飲む際は冷やして、開封後は早めに飲みきるのがおすすめです。