難易度の高い土佐弁01:りぐる

『DRESSY』より引用
(画像=pixabay.,『DRESSY』より引用)

響きから内容を想像できない!難易度の高い土佐弁と言えば「りぐる」。これを標準語に変換すると「吟味して選ぶ/念を入れる」という意味になります。

また、同じ「りぐる」であっても「理屈をこねる」という意味で使うこともあります。


土佐弁:この料理盛り付けもりぐっちゅう~
標準語:この料理盛り付けにもこだわっているね

聞き分ける方法はシンプルに前後の文章。一見難しいようにも見えますが、案外聞き分けできるのでご安心ください◎

難易度の高い土佐弁02:ちゃがまる

まるでアニメキャラクターの名前にも使われていそうな「ちゃがまる」という言葉。響きがとってもかわいい「ちゃがまる」ですが、この言葉を標準語に変換すると「壊れる/ダメになる」になります◎

意味を知ると全くかわいくない方言とはまさにこのこと。もし高知県民から「冷蔵庫がちゃがまった」などと聞いた際は、言葉のかわいさに微笑むのではなく、励ましてあげてくださいね!

難易度の高い土佐弁03:めった

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

続いてご紹介するのは、地元高知県でも日常的に使われる土佐弁「めった」でございます。標準語にも「めった」という言葉があるため混同しがちですが、土佐弁と標準語では使われる意味が異なります。


●土佐弁:「めった」→「困った」
●標準語:「めった」→「めちゃくちゃ/節操がない」

土佐弁では主に行き詰まったときや、どうしようもなくなったときに、この「めった」という言葉を使います。同じ「めった」であってもここまで使われる意味が異なると、会話が噛み合わない!だなんてシーンも出てきそうですね◎

難易度の高い土佐弁04:しゃんしゃん

まるで雪が降る様を表現したかのような言葉「しゃんしゃん」。この言葉を標準語に変換すると「さっさと」という意味になり、人を急かすときに使います◎

その他、「しゃんしゃん」は標準語において鈴の音を表現するときなどに使います。日常的に使う言葉ではないため、「しゃんしゃん」は高知県だからこそ通じるフレーズのひとつと言えます!

難易度の高い土佐弁05:わりことし

『DRESSY』より引用
(画像=unsplash,『DRESSY』より引用)

なんとなく何かを割ってしまった時に使う方言のようにも見える「わりことし」。しかし、この言葉を標準語に変換すると「悪い子/いたずらっ子」という意味になり、主にやんちゃな子どもに対して使う言葉になります◎

ニュアンス的には「悪ガキ」や「悪さをする男の子」なので、大人に対して使うことはほとんどない方言です。

難易度の高い土佐弁06:えい

ひとつの言葉が複数の意味を持つこともある土佐弁。この「えい」に関しては、その代表例だと言えるでしょう。「えい」を標準語に変換すると「いいね」または「いらない」と相反する意味を持つ言葉になります。

肯定にも否定にもなり得るこの言葉。使い方としては「え」の部分にアクセントが付けば「いいね」となり、アクセントそのものがなければ「いらない」という意味になります。このアクセントの強弱に関しては個人差があるため、話す人によっては聞き分けができないことも。慣れるまではこの「えい」の聞き分けに苦戦しそうですね◎

難易度の高い土佐弁07:かざる

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

標準語だと「部屋に人形を飾る」など、装飾する様を表す言葉として使われる「かざる」。しかし、土佐弁の「かざる」を標準語に変換すると「くさい」という意味になり、割とネガティブなシーンで使われることの多い言葉です。

そのため、高知県民が「この洋服かざる」と話している場合、洋服をオブジェとして飾りたいわけではないのでご注意を。洋服がくさいと言われているので・・・もし自分のことを言われているのであればショックを受けてしまいそうですね。

難易度の高い土佐弁08:ほにほに

文字だけ見るととってもチャーミングな「ほにほに」という言葉。この言葉を標準語に変換すると、どんな意味になるかイメージがわきますでしょうか?「ほにほに」は標準語に変換すると「なるほど」という意味になります。主に相づちを打つときに使いますが、現在では「~ぜよ」と同様に少しずつ使う人が減りつつある方言です。

意味を知らずに会話の途中で相手が「ほにほに」などと話し出すと、何事!?と驚いてしまいそうですよね。例え真剣な話をしていても「ほにほに」というフレーズを聞くと、なんとなく場の空気が和みそうな気もします◎

難易度の高い土佐弁09:いける

『DRESSY』より引用
(画像=unsplash,『DRESSY』より引用)

標準語だと、どこかに向かえる様を表す「いける」という言葉。土佐弁の「いける」は標準語とは打って変わって、変換すると「埋める」という意味になります。


土佐弁:宝箱土の中にいけるね
標準語:宝箱土の中に埋めるね

標準語目線で読むと「宝箱が土の中にいけるとは?」となりそうなこちらの文章も、方言の意味を知るとすっきりと理解することができますよね。このように、同じ音の言葉であっても、使用する方言により意味が異なる、というのも方言ならではの面白さだと言えるでしょう♡

難易度の高い土佐弁10:ことうちゅう

最後にご紹介する土佐弁「ことうちゅう」も他県の方にはなかなか理解できない言葉のひとつ。標準語に変換すると「疲れている人や様子」を表現する言葉になります。

主に人を労うときに使う言葉。「疲れているなら休んでね」など、人を気遣うときに使う言葉です◎

やや難易度の高い土佐弁!

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

いかがでしたでしょうか?

本日は高知県の方言である土佐弁についてご紹介をさせていただきました。

この記事を通して少しでも多くの方に土佐弁の魅力を知っていただけましたら幸いです。まだまだ他県民には難易度高め!?難しいけど、面白い土佐弁がたくさんありますので、興味がある方はぜひ調べてみてくださいね◎

提供・DRESSY



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