●4-1.刑法犯の推移とその比較

 上記のグラフは、各エリアを管轄する滝野川署、荒川署が発表した、過去5年間における刑法犯の推移です。

 まず、田端駅の過去5年間で発生した刑法犯は減少傾向でした。

 北区は飲み屋や繁華街が多く治安が悪いイメージもありますが、繁華街の無い田端駅は治安が良く、犯罪件数は減少し続けています。

 一方の西日暮里駅も、刑法犯は減少傾向にありました。

 荒川区『西日暮里駅周辺地域まちづくり構想(改定素案)』によると、荒川区では、JR西日暮里駅ガード下にギャラリーを設置するなど、高架下における防犯対策や地域の美化に取り組んでいるため、その効果が出ているのかもしれません。