栄養価が高く保存性がよいデーツは災害への備えにもおすすめ

12月2日は「デーツの日」デーツの魅力からすぐに作れるレシピまで紹介!
(画像=『Lovely』より引用)

コロナ禍のほかにも集中豪雨による水害や地震など、多くの自然災害が心配される昨今。そんな非常時の備えとして、デーツは良いと工藤先生はいいます。

「保存期間が長く、軽くてかさばらないドライフルーツのデーツは保存食としてもおすすめです。調理をせずにそのまま食べられて、栄養価も高い。

保存食というと、一般的にはカンパンなどを準備するイメージがありますが、硬くて食べにくいですよね。

そこで、お子さんやお年寄りでも食べやすいデーツはおすすめです。自然な味で飽きがこないのもいいですね。防災用にデーツを備えてみてはいかがでしょう。」

炭水化物に偏りがちな災害食の貴重な栄養源として、デーツは一役買ってくれそうです。

思い立ったらすぐつくれる!デーツを使ったおすすめレシピ

12月2日は「デーツの日」デーツの魅力からすぐに作れるレシピまで紹介!
(画像=『Lovely』より引用)

そのまま食べても十分おいしいデーツですが、簡単な一手間を加えることで、よりおいしく、健康にも良い一品になります。管理栄養士の園部裕美先生から、デーツの食べ方についてアドバイスをいただきます。

教えてくれたのは…

管理栄養士 園部裕美先生
管理栄養士 臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー。病院栄養士、陸上長距離実業団専属栄養士を経て、2015 年独立。栄養+心理カウンセリング、セミナー、コラム執筆、アスリートサポートなどを中心に活動。予防医学の分野に携わり、分子栄養学と心理面を合わせたセッションでは、未病で不調な方々のサポートをしている。

デーツの食べ方提案①「デーツボート」

12月2日は「デーツの日」デーツの魅力からすぐに作れるレシピまで紹介!
(画像=『Lovely』より引用)

デーツを割って、お好みの食材をトッピングするだけのお手軽メニュー。ワインのお供やちょっとした間食にもぴったりです。

デーツを縦半分に割ると、簡単に種を取ることができ、料理に使いやすくなります。

園部先生のおすすめアレンジ「フィンガーデーツボート」

糖質が主なデーツに、タンパク質や脂肪を含む食材を合わせれば、より栄養バランスが調い、血糖値の上昇をゆるやかにすることもできます。おやつやおつまみとしておすすめ。

12月2日は「デーツの日」デーツの魅力からすぐに作れるレシピまで紹介!
(画像=『Lovely』より引用)

<材料(2 人分)>
デーツ...3個
クリームチーズ...適量
ナッツ(くるみ、アーモンドなど)...お好みで適量
生ハム...適量
コショウ...適量

<作り方>
①デーツは縦に半分に割り、種を取り出す。ナッツは細かく刻む。
②デーツの断面に、それぞれの具材を乗せる。
③仕上げにコショウをかける。

園部先生からのアドバイス

  • 具材はお好みで OK。酸味のあるものを合わせると味がまとまります。スモークした鴨や水切りヨーグルトも合いますよ。
  • コショウのほか、ピンクペッパーやシナモンなどお好みのスパイスでアレンジを楽しんでください。