待ちに待った金環皆既日食の瞬間!

撮影:野田尚之氏

4月20日現地時間午前10時過ぎから徐々に太陽が欠け始め、皆既に近くに連れてだんだんと辺りが薄暗くなり、気温も下がりひんやりしてきます。

完全に皆既の状態になったのは11時30分。太陽の周りのコロナやプロミネンスまではっきり見えるクリアな日食でした。

以前、皆既日食を初めて見たのは2009年の中国で、この時は皆既が5分以上と長めの日食で、それなりに感動はあったのですが、あまり色は無くダイヤモンドリングもちょっとぼんやりした感じでした。

それに比べ、今回の金環皆既日食は、さすがにハイブリッドと言われるだけあって本当に美しく、ベイリービーズも見られてバキバキに鮮明なダイヤモンドリングにどよめきや嗚咽が聞こえるほど、感動的でした!

ここまでひたすら走って来た甲斐がありました(T-T)

日本人22名のグループは珍しかったのか、現地メディアはもちろん、BBCやGuardianにも取材されました。

The Guardianの記事

「天リフVideo/4.20 オーストラリア皆既日食ライブ配信」

感動の余韻に浸りながら、この日はみんなで祝杯をあげ、喜びを分かち合った一晩となりました。

(後篇へ続く)