まずはパースに向けて出発!

4月13日長崎空港から東京へ(成田泊)

4月14日午前:成田→クアラルンプール経由→15日パース着

午前中に成田空港を出発したマレーシア便は、夕方クアラルンプールを経由して真夜中パース空港に到着。

西オーストラリア州は、日本との時差は-1時間なので、全く時差ボケが無いのも嬉しい点です。

その晩は朝までパース空港で過ごさなければならないため、事前に調べた情報では空港内に24時間営業の仮眠カプセルがあると書いてあったので期待していたのですが、新型コロナの影響なのか閉まっていてがっかり。

結局、構内のベンチに横になって休むしかなかったのですが、締め出されることがなかったので助かりました。まだ初秋だったのも幸いでしたが真冬はお勧めできません。

早朝、空港内のお店も開店し始めたので朝食を摂り、とりあえず一旦ホテルへ。

この日予約していたのは、空港近くのサノ・マラクーンダ・エアポート・ホテル。

普通なら空港間のシャトルバスがあるのですが、早朝で荷物が多すぎることもあり、7人乗りの大型タクシーを利用しました。料金は約7,000円。

ホテルでチェックインまでの間、荷物を預かってくれないかと言うと快くOKしてくれましたが、小さな事務所がいっぱいになるほどの荷物の多さに驚いていました(笑)

今回の皆既日食観測ツアーは参加者22名のほとんどは九州在住、一部が関西や関東在住で搭乗した飛行機や日程によって、いくつかのグループに分かれてパース入りしました。

私たちマレーシア航空のグループは1日早い到着だったので15日は丸一日自由行動。

シドニーに住んでいる昔の同僚がパースまで会いに来てくれたので、一緒に食事をしてパースの街をぶらぶら。10年以上ぶりの奇跡の再会!でした。

撮影:野田尚之氏

パースのバスは難しい⁈

パース駅からホテルまで電車で帰ろうと思ったらなんと!工事中で走っていないと言われ、代わりにバスが無料で乗れるとかで、時間もあるしバスで帰ろうということに。

パース市内や郊外はバス便が結構充実しているようで、路線図を見ると乗り継いでホテルの近くまで帰れることが判明。駅員さんに聞くと「駅前の6番から乗って2つめで乗り換え」と言われたのですが、その6番が見つからない…あった!と思って乗ったら逆方向!(^^;

再度別のバスに乗り直したのですが、今度はどこで降りたらいいのか分からない…orz

日本のバスと違って数字の表記のみで、各バス停には名前が書いてない上、車内アナウンスも無く、注意していてもよく分からず4回くらい乗り間違えた末にようやく目的地まで到着できました(笑)。

サノ・マラクーンダ・エアポート・ホテルはコテージ式で建物は少し古いですが、清潔で快適でした。

夕食は近くのRedcliffe Tavernへ。いわゆるスポーツバー的な雰囲気のパブで、地元の人たちで賑わっていました。

撮影:野田尚之氏

なんと偶然、手配していたレンタカー屋さんも徒歩圏内にあることが分かりラッキー。

翌日、後発隊がパース空港に到着し次第、レンタカーを借りたら、いよいよエクスマウス に向けて出発です。

レンタカーを借りる

4月16日、1日遅れてパース空港に到着するグループは、空港でランドクルーザーを借りた後、ホテルから徒歩10分くらいの場所にあるレンタカー屋さんで合流という予定でした。

一応、帰国子女で普通より少し英語が分かる程度の筆者には、通訳のサポートという任務もあったのですが、レンタカーを借りる時は専門的な用語や馴染みのない用品についての説明など、ある程度高度な英語力が必要だと感じました。無理をせずスマホの翻訳機能を使った方がいいかもしれません。

日本ではキャンプ用にしつらえた車は大きさに関わらず『キャンピングカー』ですが、今回のような大型のキャンピングカーは英語ではMotorhomeと言います。

マニュアル的な事は、ほとんどWebの動画で確認することができるようになっていて「事前に必ず見るように!」と、対応してくれたのがかなりパワフルなおばさんだったため、借りるだけでもかなりの疲労感でした。

後で分かったことですが、3台借りたMotorhomeの中の装備品はそれぞれ同じではなく、例えば食器やグラスなど6人分揃っていたり、揃ってなかったり、枕や布団が付いていたり、無かったりで、返却の時も特に確認などはしなかったそうです。ざっくりしてますね。