赤ちゃんは「寝ることが仕事」と言われているほど睡眠をしてします。大人になっても睡眠は健康維持していくためにもとても必要なことです。子供の頃は夜になると当たり前のように眠くなってぐっすり睡眠できていたはずが、夜になってもなかなか眠れないなんてことありませんか。睡眠不足は「酸化ストレス」の原因になっていまいます。今回はその「酸化ストレス」と「睡眠」について解説させていただきます。是非参考にしていただき、健康的に毎日を過ごしていきましょう。

活性酸素と酸化ストレス

人間は生きていくために呼吸をしなければいけません。呼吸をすると空気中に含まれている酸素の数%が変化して、「活性酸素」となると言われています。活性酸素は、体内で過剰に産生されると細胞などに障害をもたらし、体内を酸化(サビ)させてしまうことを「酸化ストレス」といいます。

しかし、活性酸素は体内に悪い影響ばかり与えてしまうわけではありません。生命に必要な白血球が産生する活性酸素は、免疫機能などにおいて重要な働きを持ち、その他にも、細胞の分化や細胞間の伝達などをするなど人間にとって活性酸素は必要になります。

「酸化」ってなに?

🤔「酸化」とは、わかりやすく例えると…。

①りんごを切った後に変色する

② 釘が錆びる

③輪ゴムがボロボロになる

時間が経過して起こるこのような現象は、酸化によるものです。食品でいえば食品が劣化してしまい、美味しく食べることができなくなってしまうことです。

酸化ストレスが増える原因

酸化ストレスが増えてしまう原因として、呼吸によるものや環境の大気汚染や紫外線、喫煙やストレスなどが酸化ストレスの原因になります。人間は、活性酸素を消去する働きがありますが、ストレスや年齢により、その働きも低下してしまいます。また活性酸素は睡眠中は発生が減ると言われています。睡眠不足や夜更かしで睡眠時間が減ってしまうと無害化する時間が減り、活性酵素が増えてしまいます。

酸化ストレスの改善方法

体内にたまった酸化ストレスは、食事や運動などで改善することができます。健康のために酸化ストレスをためないように心がけていきましょう。

・栄養バランスとれた食事を積極的に取り入れる

・日常生活に適度に運動をとりいれる

・体内時計を正常にするために朝日を浴びる

・喫煙や紫外線対策をする