19.陶板名画の庭(京都)
モネの『睡蓮』やミケランジェロの『最後の審判』などの名画を、ほぼ原寸大の陶器の板に描いた“陶板名画”が展示されているミュージアム「陶板名画の庭」。雨や風にも耐えられる陶板なので、展示は全て屋外にあります。
建物のデザインは、建築家の安藤忠雄氏が手がけたもの。コンクリートを基調とした、シンプルかつスタイリッシュな空間が絵画を引き立てています。
20.岐阜のマチュピチュ(岐阜)
揖斐川町は古くからお茶の栽培が盛んな場所で、標高330mにある上ヶ流地区は、山の中腹から山頂にかけて一面に広がる茶畑があります。ペルーのマチュピチュのようだとインスタグラムをはじめとするSNSで話題となり、現在では「岐阜のマチュピチュ」や「天空の茶畑」と呼ばれるようになりました。それと同時に、ここで栽培される古来茶も「天空の古来茶」としてブランド化されています。
絶景ポイントまでは駐車場から歩いて20分ほどです。遊歩道が整備されていますが、冬季は雪や凍結により通行禁止になる場合があります。
21.スッカン沢(栃木)
場所によって青白くみえる水はスッカンブルーと呼ばれ、その美しさが人気の「スッカン沢」。名前の由来は、まさにこの青白くみえる水にあります。青白く見える理由は、高原山のカルデラ跡を水源とし、鉱物や炭酸等の火山の成分が多く含まれる水が流れているためで、この水が辛くて飲めないことから「酢辛い沢」と呼ばれていました。そこから現在の「スッカン沢」の名になったそう。
沢沿いの遊歩道を歩けば、「雄飛の滝」をはじめいくつかの滝を見ることができます。また1月~2月には氷瀑を鑑賞することができることでも知られています。