11.黒滝(兵庫)
”三木のナイアガラ”と呼ばれる、緑豊かな丘陵を流れる美嚢川の滝。幅30mとかなり横長に広がる珍しい滝で落差は4m、雄滝と雌滝の2段になって流れています。
冬、厳しい冷え込みがつづくと滝の水が凍り、無数のつららが吊り下がる幻想的な光景を見ることができます。
12.賓日館(三重)
明治20年(1887年)に、伊勢神宮に参拝する賓客が休憩・宿泊するために建てられた施設。現在は資料館として一般公開されています。
桃山式の天井にシャンデリアが施された和洋折衷の見ごたえある造りで、2010年には国の重要文化財に指定。そして庭園は国指定の名勝になっています。
13.室生山上公園 芸術の森(奈良)
室生(むろう)寺のすぐ近くに、雄大な室生の里の景観を取り込んだ屋外アートミュージアム「室生山上公園 芸術の森」があります。青い空と緑豊かな山々、敷地内を爽やかに吹いている風と軽やかに調和するモニュメントの数々は、写真映えもばっちり。
作品を展示する場所を考慮しながら彫刻を制作しているという、ダニ・カラヴァンの数々のモニュメントは、自然環境と溶け合い、公園全体が芸術性の高い一つの作品となっているとも言えます。また園内にはイベントスペースも設けられており、野外で様々なイベントも開催されています。
14.旧竹林院(滋賀)
延暦寺の門前町として栄えた坂本に、今も数多く残る里坊のひとつ。里坊とは延暦寺の僧侶の隠居所で、旧竹林院は、八王子山を借景にした3,300㎡の回遊式庭園の美しさで知られています。
この庭園は国の名勝にも指定されており、紅葉の時期のライトアップも必見。庭園を眺めながらお菓子付きのお抹茶もいただけるので、時間のゆるす限りのんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
また春には青もみじ、秋には紅葉が黒いテーブルにリフレクションする絶景が見られることでも人気です。
【こちらの記事も読まれています】