15.神島(三重)
三重県の伊勢湾に浮かぶ、周囲約4キロの離島、神島。三島由紀夫が1954年に発表した名作『潮騒』の舞台となりました。鳥羽港からフェリーで45分ほどの距離にあり、観光地化されておらず、離島特有の雰囲気が感じられる島です。
神島は小さな島のため、2時間ほどで1周できます。ただ、全体的に高低差が大きく、1周には思った以上に体力が必要です。高低差が大きいのは住宅街も例外ではありません。住宅街は階段が多い上に、道幅はせまく、道は入り組んでおり、さながら迷路のようになっています。
16.大魚神社(佐賀)
佐賀県の太良町にある神社。3基の鳥居が有明海に浮かぶ、神秘的な光景がインスタグラムをはじめとするSNSで注目を集めました。
太良町は”月の引力が見える町”と言われており、最大6mという日本最大級の干満差が見られるそう。そのため海に浮かぶ、というより海に沈むという表現がぴったりきそうですが、干潮時には鳥居をくぐることができますよ。
17.雑賀崎(和歌山)
世界一美しいとされるイタリアの海岸・アマルフィ。1度は行ってみたいアマルフィですが、その和製版ともいわれるのが漁師町「雑賀崎」です。
「絶景の宝庫 和歌の浦」を構成する景勝地として、2017年4月には文化庁から日本遺産にも登録されています。
18.美人林(新潟)
「美人林」は、世界有数の豪雪地帯にある新潟県十日町市松之山の北に位置しています。まっすぐ伸びたブナ林の丘陵が広がっていて、その立ち姿が美しいことから「美人林」と呼ばれるようになったそうです。季節によって様々な表情を見せてくれる美人林は、フェトジェニックな場所としてもカメラマンに人気です。
じつは「美人林」は大正の終わり頃に一度伐採されました。しかしその後、新たに植えられたブナが一斉に育ったため全てのブナがまっすぐ成長し、このような美しい風景が出来上がったそう。
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