◆“電車モノ”は山田孝之主演の『電車男』以来
――電車が重要な要素になっているのが、山田孝之さん主演の映画『電車男』(2005年)の脚本家ならではの繋がりなのかなと思ったりもしますが。
金子:ほんとうですね。電車モノですね。
――映画デビュー作から20年近く経って、今再びという(笑)。
金子:これは、定期的に電車シリーズをやっていかなければいけないですね(笑)。しかも主演俳優が、山田孝之さんから山田裕貴さんへ、同じ山田という。次の電車アイディアと山田さんを探したくなってしまいます(笑)。これは、面白いですね。
――金子さんの作品は、ドラマや映画だけでなく、小説作品も含め、さまざまな類似点がたくさん見つかります。
金子:山田裕貴さんとは、映画『となりの怪物くん』(2018年)でご一緒してますが、まかさその数年後、連続ドラマで巡り合うとは夢にも思わなかったです。
――そうした巡り合いが生まれるのも、金子ありさ作品なのかなと思います(笑)。
金子:長くやっていると、さまざまなことがあります。ご縁ですね。
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