今日の難解漢字は

「狂詩曲」

「頭陀袋」

「肝腎」

「除虫菊」

「謬見」

です!

どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、

なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「狂詩曲」です!

「狂詩曲」は「きょうしきょく」と読むんじゃないの?

と、思ったあなた!

・・・正解です!!

それではもう答えが出てしまったようですが、もう1つの読み方はご存知でしょうか?

「狂詩曲(きょうしきょく)」は、ある楽曲の種類を表す和名です。

どんな楽曲を表す言葉なのか、さっそく見ていきましょう。

「狂詩曲」の読み方のヒントは・・・?

それでは、「狂詩曲」がどんな楽曲を表すのかをヒントにしましょう。

  • 民族的、または叙事的な内容を自由な形式で表したもの
  • 熱狂的で情熱的な曲想で、高揚した感情を表現しているのが特徴
  • さまざまな曲調を取り入れ、時には既存のメロディまで取り入れていることも

以上のような特徴を持つ楽曲が「狂詩曲」ですが、難しいかもしれません・・・

そこで、大ヒント!

イギリスの偉大なロックバンドであるQUEEN(クイーン)の代表曲であり、自伝映画のタイトルにもなっている曲がありますよね。

「ボヘミアン・〇〇〇〇〇」

これでも、分かりましたよね!?

「狂詩曲」の読み方の答えは・・・

正解は、「ラプソディ」でした!

狂詩曲(ラプソディ)の代表作と言えば、リストのハンガリー狂詩曲」でしょう。

中でも「第2番嬰ハ短調」はとても有名です。

アニメ映画「トムとジェリー」にも使われたというので、一度は聞いたことがあるはずですよ。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

2つ目の漢字は「頭陀袋」です!

「頭陀袋」の読み方をご存じでしょうか?

「とうじゃぶくろ」と読むのはもちろん間違いです。

それでは何と読むのか…

あなたには正しい読み方がわかりますか?

「頭陀袋」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
  2. 色々なものを放り込める大きな袋
  3. そもそもは僧侶の持つ袋のことです

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「頭陀袋」の読み方!正解は!?

正解は「ずだぶくろ」です!

ヒントで紹介したように、「頭陀袋(ずだぶくろ)」とはそもそもは修行僧が首にかけて持つ袋のことで、中には経文や食器などを入れています。

「頭陀」とは梵語で修行を意味する言葉なので、修行に使う袋の事を「頭陀袋(ずだぶくろ)」と呼んだのですね。

また、葬儀の際に死者の首から提げる袋も「ずだぶくろ」と呼ばれるようになりました。

それが転じて、現代ではいろいろなものが入る大きな袋を「ずだぶくろ」または「ずたぶくろ」と呼んだりします。