4.鬼押出し園(群馬)
1783年の浅間山噴火によってできた景勝地。雄大な浅間山を背景に、噴火で流れ出た溶岩が固まって作り出された独特の荒々しい風景が楽しめます。
また園内には、浅間山大噴火の犠牲者供養を目的として建てられた浅間山観音堂や、お土産屋さんにお食事処なども設けられています。
5.佐原(千葉)
千葉北東部の香取市にある町、佐原。日本を歩いてまわり日本地図を完成させた、あの伊能忠敬が住んでいた町です。現在も彼が30年ほどを過ごした母屋などが伊能忠敬旧宅として残っています。
町に流れる小野川では、時折サッパ舟がゆらゆらと運行。そして小野川沿いには江戸時代の面影を残す町並みが今なお健在。”水郷の町”とも”小江戸”とも呼ばれる佐原は、風情のある町並み歩きが楽しめる、大人旅におすすめの旅行先です。
6.小田原(神奈川)
小田原城を中心とした、関東を代表する城下町。箱根の小田原城は15世紀中ごろに築城したとされ、その後、北条早雲が小田原に進出し、5代約100年にわたって城を中心に関東での勢力を拡大しました。現在は歴史資料の展示施設として城内を開放しており、北条家ゆかりの古文書や美術工芸品などを展示。そして標高60mの最上階からは箱根や相模湾までを見渡す絶景を楽しめます。
また小田原の名物グルメと言えば「かまぼこ」。小田原城近くには「かまぼこ通り」と名付けられた通りがあり、12軒の小田原かまぼこ専門店と飲食店などが並び、食べ歩きも楽しめます。
7.富岡製糸場・こんにゃくパーク(群馬)
2014年6月に世界文化遺産に登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」。その構成資産のひとつが「富岡製糸場」です。富岡製糸場は明治5年(1872年)にフランスの技術を用いて建てられた、日本で初めての器械製糸場。約115年間に渡って操業を続け、日本の製糸産業の発展に大きく貢献しました。
工場の敷地面積は約5万7千平方メートル、建築面積1万8千平方メートル、延床面積2万4千平方メートルと、当時の製糸工場としては世界最大規模を誇っており、100mを超える木骨レンガ造りの繭倉庫や繰糸場などが、ほとんど創業当時のまま残されています。
また富岡製糸場から車で約15分の距離にあり、あわせて観光できるスポットとして人気なのが「こんにゃくパーク」。こんにゃくの生産量が日本一である、群馬県だからこそのテーマパークです。こんにゃくの製造ラインが見られる工場見学や、こんにゃくゼリーづくり・こんにゃくの色つけを体験できるキッチンなどがあります。
そのほかパークで販売しているこんにゃく料理を少しずつ試食できる無料のバイキングゾーンもおすすめ。おかずだけでなく、スイーツやこんにゃくのアレンジ料理などもあり、試食だけでお腹いっぱいになってしまいますよ。