◆オーバーキルどころではすまない「残酷な告白」
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なんにせよ、ただ関係を持っただけではなく、みちとは中途半端に終わってしまったものの、その相手とは最後までできたことを示す、みちにとってはオーバーキルどころではすまない残酷な告白となった。
その後、幸せから絶望に突き落とされたみちは家を飛び出し、誠が一方的に約束した集合場所に「ずるいのはわかってる。でも、たまらなくあなたに会いたい」と想いを抱きながら足を運ぶ。
身勝手に誠を突き放したこと、陽一から目を背けられる避難所として誠を利用したこと、そんなずるさを理解したうえで、それでも誠を求めるみち。
しかし、誠は吉野家の邪魔はしてはいけないと思い、また自分と向き合ってくれるようになった楓(田中みな実)のことを考え、みちから手を引くことを決める。