◆ついに打ち明けられてしまった真実

 そして終わりの始まりとなった6話ラスト、旅行に出かける準備中という旅行で一番楽しい瞬間を味わっているみちとは裏腹に、旅行先でまたしてもセックスできなかったどうしようという不安で頭がいっぱいの陽一。

『あなたがしてくれなくても』
 その不安が爆発してしまい、「はっきりさせるのが怖いんだよ」「怖いに決まって……みちだけできないなんて」「一度だけみちのこと裏切った」とみち以外の女性と関係を持ったことを打ち明ける。

 また、結衣花の歓迎会で焼肉屋に行った際、陽一が勤務するカフェのオーナーの高坂(宇野祥平)が「愛する人に本当のこと言われるより、騙されてるほうが幸せってよく聞くんだけどさ、どう思う?」という“アンケート調査”を実施した時、みちは「私は本当のことを言ってほしいです」と話している。

 その回答を聞いたから、みちへの罪悪感がどっと高まり、今回のカミングアウトに至ったのかもしれない。