――どんな世界観なのかは、幸人に感情移入をして見ていれば分かりそうですね。

「そうだと思います。僕も幸人に身を置きながら読み進めていたのでめっちゃ楽しかったですし、台本から幸人の感情の動き方がしっかりと感じられたので面白かったです」

――アフレコはいかがでしたか?

「収録段階で画が結構できていたので、キャラクターの表情はくみ取りやすかったです。しかも、せりふの尺に関しても『お芝居の方に合わせます』と言ってくださったので、すごく温かい現場だなと思いました。なので、裏でアドリブが入れられそうな時や表情がちょっと変わったところでは息を入れてみたり、トライ&エラーができました」

――画ができていたら尺は決まっているので動かさないのが普通ですけど、良い芝居であれば画の方を変えると言ってくれたということですね。ちなみにアドリブは多かったのですか?