サメ映画の「可能性」
――改めてサメの魅力と、サメ映画の魅力はそれぞれなんだと思いますか。
Ricky:サメの魅力は、第一にやはり「多様性」。「アイドル性」とも言い換えられますね。平べったかったり細長かったり、本当にいろんなサメが世界中にいる。例えるなら、AKB48のスゴい版、みたいな感じなんですよ。いろんな子がいて、どこかにきっとあなたの“推し”が見つかります。
第二に、「謎の多さ」ですね。例えばジンベイザメってすごく有名なのに、繁殖については、まだまだベールに包まれているんです。謎に満ちているというのは大きな魅力です。
――では、「サメ映画」の魅力は……?
Ricky:「なんでもあり」、フリーダムさ。サメ映画なら許される、という包容力でしょうか。僕は、この「なんでもあり」に大きな可能性を感じているんです。
「タックスシャーク」ってご存知ですか? 会計ソフト「freee」を作っている株式会社freeeが2017年に作った、確定申告を促すPR動画です。僕はこれを見て、「サメを使って、何かの啓発や社会貢献ができる可能性があるな」と。
――何がなんだかわからないけど、とにかく、サメにはまだまだあらゆる可能性が眠っていると。
Ricky:でも真面目な話、サメやサメ映画って今、本当にキテますよね。今後ますます、サメやサメ映画と人々との関わりは面白くなっていくと思います!