――ポスターの構図も若干ジョーズっぽいし、「スピルバーグも驚く怒涛の死闘」と謳っちゃってる。こういうノリも「サメ映画あるある」ですね。目新しいのは、設定が江戸時代で、忍者が戦うことでしょうか。

Ricky:とりあえず日本だから忍者(笑)。アクションシーンは感動しますが、サメ部分とのギャップが半端ありません。ただ時代的には、江戸時代の人たちがサメを知っていても全然おかしくはありません。サメって、古事記に記述があるほど、日本社会では古くから親しまれてきた生き物なんです。

――登場したサメについて、“リアル”と照らし合わせて、いかがですか?

Ricky:映画では10メートルぐらいの設定なのかな。モデルにしたと思われるホホジロザメは、ちゃんと記録されたもので、最大全長6メートルほど。そう考えるとなかなかのデカさですが、やたら巨大化させるのも「サメ映画あるある」です(笑)。