今のテレビのように、小型のカメラを使い少人数でするようなロケではなかったので、スタッフさんの数は多く、小さなハウススタジオは人でごった返していた。
本番中、メインのカメラマンさんが最前線で撮影をしていたとき、そのカメラについていたカメアシさんが、うまくケーブルを捌けず、カメラマンさんの足元で行く手を邪魔してしまったのだ。
カメラマンさんは、その場の出来事を一瞬も逃すわけにはいかない。その為にカメアシさんをつけてケーブルを捌いてもらい、スムーズに移動できるようにしているのだ。そのカメアシさんが邪魔になってしまうなどカメラマン業界においては本末転倒。邪魔をされてしまったカメラマンさんが「邪魔だよ!」という怒号と共にカメアシさんの顔を蹴ったのだ。
ちなみにカメアシさんは女性。本番中に女性の顔面を靴で蹴る。もちろん全力で蹴っているわけではないのだが、あまりにもショッキングな出来事に、その場にいた若手芸人たちのテンションが、だだ下がりしたのは言うまでもない。
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