◆初の映画プロデュースは、酔った勢いで始まった

初の映画プロデュースは、酔った勢いで始まった
『零落』より
――本作ではプロデュースも手掛けています。最初から出演とプロデュースを兼ねようと思われていたのですか? どちらかが先だったのでしょうか。

MEGUMI「竹中さんとドラマ『極主夫道』(2020)で共演していたときに、一緒に飲みに行ったら、原作本を見せてくださったんです。『これをやりたいんだ』とめちゃくちゃ熱く語ってくださって。レジェンド竹中直人が、ここまでピュアな想いを、熱を込めて語る姿に感激して、酔った勢いで『私がお金を集めます!』と言っちゃったんです」

――勢いで(笑)。

MEGUMI「すべてはそこから。映画のプロデューサーとはどういうものなのか分かってもいない状態で、とにかく竹中さんのエネルギーに感動してなんとかしなきゃと。ショートフィルムとかYouTubeドラマとかはやってましたけど、当時は連続ドラマもまだ手掛けてませんでしたし、言っちゃったって感じでした」