◆プロデューサーと役者の切り替えに苦労

――プロデューサーとしての計算で出演もしたほうがいいだろうと?

プロデューサーと役者の切り替えに苦労
『零落』より
MEGUMI「いえいえ、それは全くなくて。進めていったなかで、竹中さんが、『のぞみはMEGUMIがいいんじゃない?』となって『そうですか』と。最初は純粋にプロデューサーとして関わるつもりでした」

――実際にやってみて、兼業は大変ではなかったですか?

MEGUMI「すっごい大変でした。全体がちゃんと回ってるかな、問題はないかな、弁当は足りてるかなと、プロデューサーという立場で毎日現場に行って、視点の高いところから全体を見ていましたが、のぞみという役は、自分の闇にフォーカスしてそれを引っ張り出して見なければいけないので、視点がすごく狭いんです。そこの高さが全然違うので、さすがに自分の撮影の前の日は休ませてもらいました。体力的にも精神的にも削られた感がありましたね」