亡くなった大切な人と食べた、思い出のメニュー「弔(とむら)いメシ」。誰しもいくつかそんな料理がいくつかあるのではないでしょうか。
筆者も3年前にがんで亡くした夫とは、たくさんの思い出があります。その中でも、最も印象に残っている「弔いメシ」は、がんの末期へと進み始めた頃に食べた、明太釜玉うどん。
それは、私たち夫婦を不安と絶望の境地から救ってくれた一品だったのです。