人生で一度は行ってみたいハワイ旅行。 雄大な自然や、充実した買い物、美味しいハワイアングルメを想像しただけで心がウキウキしますよね。 でも、中には「ハワイ旅行って高いイメージが…」といった方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、ハワイ旅行に一体いくらかかるか、費用や予算・旅費についてまとめました。 また、ハワイ旅行に安く行ける方法もご紹介していますので、最後まで読んでくださいね。

ハワイ旅行の費用はズバリ…

ハワイ旅行で最も人気なのが、4泊6日か5泊7日です。 そして、かかる費用は、4泊6日で約21万円ほどです。 時期やホテルのグレードなどにもよりますが、だいたいこれくらいの費用になると想定しておくといいでしょう。

ここで気になるのが費用の内訳ですよね。 ここからは、「何にいくらお金がかかるのか」をご紹介していきます。

ハワイに行く前にかかる費用6種

【完全版】ハワイ旅行の費用・予算・旅費まとめ。飛行機代・ホテル代・節約術まで
(画像=『LaniLani』より引用)

ハワイに行く前に日本で準備しておく必要があるのが、以下の6つです。

  • 飛行機代【必須】
  • ホテル代【必須】
  • ESTA申請費【必須】
  • 海外旅行保険【任意】
  • Wi-Fiルーター【任意】
  • オプショナルツアー費【任意】

上から3つは必須の項目で、下の3つは任意の項目になります。 では、それぞれ詳しくみていきます。

渡航費(飛行機代)【必須】

ハワイ旅行の前にまず押さえておきたいのが、飛行機代です。 時期や航空会社によって金額は異なりますが、往復の平均はおよそ7~9万円、そこに燃油サーチャージ、航空保険特別料金、空港使用料、米国入国税などが加わり、ひとりあたり約11~13万円が相場になります。

ハワイは最も人気の旅行先であるため、繁忙期の値上がりが激しいのも特徴的です。 格安航空会社を利用したり、旅行会社の「飛行機+ホテル」などのパック商品を購入する選択肢も持っておくと、比較的安く行ける場合もあります。

宿泊費(ホテル代)【必須】

ホテル代はグレードが様々で、1泊6万円以上するところから、1泊1万円を切るところまであり、ピンキリです。そのため、ホテル代は旅行の目的や個人の好みによって1番変わる費用です。

「友達同士で行くのか、新婚旅行で行くのか」や、「5つ星の高級ホテルに泊まるのか、格安ホテルまたはAirbnbを利用するのか」など、ご自身のプランに沿って、立地・アクセス・金額を考慮し、ホテル選びをしましょう。

また、ホテル選びは口コミや評判をチェックしながら行うことをおすすめします。

ESTA申請費【必須】

ESTA(エスタ)とは電子自動システムのことで、米国への渡航を希望する外国人が安全であり、ビザなしでアメリカに渡航する条件を満たしているかを審査する制度です。 ビザを取得せずに90日以内の観光をする場合、大人はもちろん、子供もESTAの申請が義務付けられています。

ESTAの申請はオンライン上で行います。クレジットカード決算のみで、申請料21ドル(約2670円)となっています。 旅行会社などに頼めば、5000円前後で申請代行してくれるので、不安な方は旅行会社に聞いてみましょう。

また、ESTAは申請してから有効期限は2年間だということも頭に入れておくといいでしょう。ESTAの有効期限よりもパスポートの有効期限が先に切れる場合は、そちらが適用されるので、ここにも注意が必要です。

海外旅行保険【任意】

海外旅行保険に申し込むかどうかについて、悩む人は多くいるのではないでしょうか。 そもそも、どのようなメリットがあるか、分かっている人が少ないと思われます。

海外旅行保険とは、海外旅行中に怪我をした・病気にかかった・盗難にあった際の経済的な負担をカバーしてくれる保険です。

海外旅行保険は必ず必要ではありませんが、申し込んでおいた方がいいでしょう。 海外は日本とは異なり、多額のお金を請求されてしまうことが多々あります。 ハワイも例外ではなく、例えば、救急車を呼ぶと有料だったり、風邪を引いた時の治療費を全額負担しなくてはいけないなど、高額な料金がかかることがあります。

海外旅行保険はこういった心配を解消してくれますし、特にハワイの場合はサーフィンやダイビングなどといったアウトドアアクティビティを楽しむ人が多いので、実際に怪我をしてしまった場合はとても頼りになります。

とはいえ、「なるべくほかに費用を掛けたくない…」といった方もいらっしゃると思います。 そういった場合は、クレジットカード自体に保険が付いている「クレジットカード付帯海外旅行保険」を利用しましょう。

ただ、負担してくれる金額が少なかったりと課題もあるので、よく確認してから利用するようにした方がいいでしょう。

Wi-Fiルーター【任意】

せっかくハワイに行ったのだからSNSで写真をアップしたり、美味しいランチが食べられるお店を検索したりしたいですよね。 そんな時に便利なのがWi-Fiルーターです。海外でスマホを使うには以下の3つの方法があります。

  • Wi-Fiルーターを使う
  • 無料Wi-Fiスポットを活用する
  • ハワイのSIMカードを利用する

この中で特におすすめなのが、Wi-Fiルーターです。

Wi-Fiルーターをレンタルする方がほとんどで、容量プランによって600円/日ほどで利用できます。 なかには1日/1GBなどといった大容量プランもあるので、SNSを多く使用する方だけでなく、初めてのハワイ旅行の方や英語があまり得意でない方はインターネットですぐに調べられる環境を作るとより安心な旅行にすることができます。

Wi-Fiルーターは日本国内で先に予約しておくといいでしょう。 会社によってプランのオプションや金額が異なるので、レンタルする前に事前に確認しておきましょう。

とはいえ、「Wi-Fiルーターをレンタルするくらいなら、そのお金で美味しいものが食べたい!」という方もいらっしゃいますよね。

その場合は、無料のWi-Fiスポットを利用するのがいいでしょう。 ハワイでは徐々に様々な場所でWi-Fi環境が整い始めています。頻繁にインターネットを使わないのであれば、無料のWi-Fiスポットを利用する方が費用を抑えられるので、おすすめです。

また、「Wi-Fi Finder」などといった、Wi-Fiスポットを調べることができるアプリも増えていますので、スマホにインストールしておくと便利でしょう。

オプショナルツアー費【任意】

せっかくハワイに行ったのだから、思いっきり楽しみたいですよね。 スカイダイビングやパラセーリングなどのアクティビティー、ダイヤモンドヘッド観光に、アウトレットモールツアー。 これらは、あなたのハワイ旅行をより一層楽しいものにするでしょう。

もし、こういったアクティビティや観光をしたいのであれば、ぜひオプショナルツアーに事前に申し込んでおくことをおすすめします。

オプショナルツアーは、内容や会社によって金額が異なりますが、1つのツアーで1人当たり1万円〜2万円程度を想定してもらうといいかと思います。 特に、初めてのハワイ旅行の方や、英語があまり得意でない方は、オプショナルツアーに申し込んでおくことをおすすめします。

ハワイに行ってからかかる費用4種

【完全版】ハワイ旅行の費用・予算・旅費まとめ。飛行機代・ホテル代・節約術まで
(画像=『LaniLani』より引用)

ここからは、ハワイ現地でかかる費用についてみていきます。 ハワイ現地でかかる費用は以下の4つです。

  • 食事代
  • 交通費
  • 買い物代
  • お土産代

では、それぞれ詳しくご紹介します。

食事代

ご存知の方も多いと思いますが、ハワイでの食事代は日本と比べると、かなり高いです。 特に、レストランでの食事は日本人からすると「高い」と感じてしまうでしょう。 お店によって異なりますが、だいたい朝食・昼食が1500円、夜食が3000円で、1日あたり1人約6000円が目安となります。また、アルコールを頼むと、さらに費用は増します。

コンビニやスーパーなどで購入すると、レストランに比べると費用を抑えられるので、コンビニ・スーパーを上手く利用するといいでしょう。 また、ホテルをコンドミニアムにしていればキッチンがついてくるので、ハワイの食材を使って料理をするといった楽しみ方もできます。

ハワイで行きたいレストランやカフェを調べておくと、予算が組み立てやすくなります。 LaniLaniでもリーズナブルなレストランをたくさんご紹介しているので、「ランキング」ページや「ジャンル」から調べてみてくださいね。

交通費

ハワイでの主な交通手段は、路線バス(トロリー、ザ・バス)・タクシー・レンタカーです。 中でもおすすめなのが、路線バスです。ザ・バスは5.5ドルで1日乗り放題と、かなりお得です。トロリーも日本人観光客がよく利用することで有名です。

運転が好きな方や、ハワイを自由に移動したいといった方にはレンタカーがおすすめです。ただ、現地で英語を使って予約することが困難な場合は、日本国内で予約していきましょう。

タクシーはあまりおすすめできません。 ハワイのタクシーは、初乗り運賃が3.5ドル~となっており、かつ1キロごとに2ドルほどの料金がかかります。 また、チップも必要になるため、意外とお金がかかってしまいます。

買い物代・お土産代

もしお金に余裕があれば、お土産は買って帰りたいですよね。ハワイのお土産は、家族や友達に買って帰れば喜ばれること間違いなしです。

もちろん、自分へのご褒美としてショッピングするのも楽しいですよね。

ハワイには、アラモアナ・ショッピングセンターをはじめとするショッピングモールや、ハワイアン雑貨のショップなど、非常に多くのお店があります。ショッピング好きの方には最高の環境だと言えるでしょう。

また、ハワイ限定のコスメや、雑貨、洋服など、日本では買えないものは、お土産として人気があります。 買い物代・お土産代は人によって金額に差が出やすいので、あらかじめ予算を決めておいた方がいいと思います。

ハワイに行く前にかかる費用まとめ

ここまでハワイ旅行にかかる費用についてご紹介しました。 まとめると以下のようになっています。 ※4泊6日を想定。あくまで目安です。

項目 費用(約) 詳細
飛行機代 ¥110,000  
ホテル代 ¥40,000 1泊1万円の場合
ESTA申請費 ¥2,670 自分で申請した場合
海外旅行保険 ¥5,000  
Wi-Fiルーター ¥5,000  
オプショナルツアー費 ¥20,000 2回利用した場合
食事代 ¥25,000 1日3食の場合
交通費 ¥2,500 路線バスを利用した場合
買い物代    
お土産代    
合計 ¥210,170  

買い物代とお土産代は、空欄にしておきました。人により金額が異なるので、ご自身にあった予算を入れて計算してみてください。

また、Wi-Fiルーターや、海外旅行保険、オプショナルツアー費は必須ではないので、必要ないと思ったら利用しないのも1つの方法です。そうすると、その分だけ費用はお安くなります。

ホテル代や、航空券、食事代なども、時期や人によって金額が異なるので、一度ご自身で調べてみたり、予算を確認したりすることをおすすめします。