オリーブオイルを摂る時の注意点
オリーブオイルの選び方
オリーブオイルは美容と健康に様々なメリットを与えてくれます。
しかし、残念ながらオリーブオイルであればなんでもいい、というわけではありません。
同じオリーブオイルでも、油で薄められた純度の低いオリーブオイルも市販されているのです。
オリーブオイルの効能を実感するためには、オリーブオイルの質も確認することが大切です。
質の高いオリーブオイルを選ぶために、購入時は以下のポイントに気を付けましょう。
■ 質の高いオリーブオイルの選び方①成分表示を確認する
スーパーにたくさん並んでいるオリーブオイルにもランクがあり、ランクが低い商品では、他のオイルと合わせて精製されているものも存在します。
そのため、オリーブオイルを購入される際は、成分表示を必ず確認しましょう。
簡単な確認方法としては、原産地やオリーブの品種、収穫時期が明記されているかです。
純度の低い質の悪いオリーブオイルには、これらが表示されていないことが多いようです。
また、IOC(国際オリーブオイル理事会)では、酸度 0.8%以下のオリーブオイルが一番純度の高い「エキストラバージンオリーブオイル」として定義づけています。
オリーブオイルの効能を実感したい方は、ぜひ酸度をチェックしてみてくださいね。
■ 質の高いオリーブオイルの選び方②オーガニック認証マークを確認する
日本で販売されているオーガニック表示食品には、有機JASマークをつけることが義務付けられています。
この有機JASマークは、登録認定機関が検査し、自然界の力で製造されたものにしかつけることが出来ないマークなのです。
そのため、有機JASマークがついているオリーブオイルは純度が高い言えるでしょう。
オリーブオイルを摂る時の注意点
2:オリーブオイルの保管方法
オリーブオイルは、抗酸化作用を持つ成分が多く含まれているため、他の油より酸化しにくいと言われています。
一方で、果実由来のオイルのため紫外線や温度変化に比較的弱いという性質もあります。
せっかくのオリーブオイルの効能を無駄にしないためにも、オリーブオイルの正しい保管方法を知っておきましょう。
■ オリーブオイルの正しい保管方法①暗所に保管する
オリーブオイルは日光によって酸化しやすい性質をもちます。
そのため、暗い色の容器で販売されていることが多いのです。
オリーブオイルを保管する際は、戸棚にしまうなどなるべく光の当たらない場所で保管しましょう。
■ オリーブオイルの正しい保管方法②温度の安定した場所で常温保管する
オリーブオイルは30度から酸化のスピードが上がると言われています。
そのため、コンロの近くに置いておくのはNG。
しかし、温度が低すぎる場所での保管も、急な温度変化の原因となるためあまりおすすめできません。
オリーブオイルの最適温は15〜18度。
安定した場所で常温保管するだけで、急激な酸化を予防します。
■ オリーブオイルの正しい保管方法③早めに使い切る
なにより酸化したオリーブオイルの摂取を防げるのが、早めに使い切ることです。
理想としては、開封後1~2か月が良いとされています。
使い切る自信がない方は、小さい容器の商品を選ぶといいでしょう。