――そんな古沢さんとの最強タッグが実現した今作を通して、堀切園監督が伝えたいことを教えてください。

「4年前にこの話を引き受けてから現在に至るまで、二つの大きな出来事がありました。一つは母の他界、もう一つは新型コロナウイルスの感染拡大。当たり前だった日常がコロナ禍で失われ、お別れの場=葬儀も行われない時期がありました。一方で、エアハースの木村社長は、『亡くなった方への敬意も大事だけど、その後も生きていかなければならないご遺族も大切。お別れの場で精いっぱい悲しむことが、ご遺族の後の人生に生きてくる』と、常におっしゃっています。だからこそ僕は、『お別れの場を大切にしたい』という思いを大事に、このドラマを作りました。故人を思うだけではなく、自分自身を振り返る時間でもあるので、お別れの場はとても大切な瞬間。だけどこの約3年間、それが十分にできず、人とのつながりや人を思いやることが希薄になってしまいました。ぜひ今作を見て、そういった“つながり”を思い出していただけたらと思います」

【プロフィール】

堀切園健太郎(ほりきりぞの けんたろう)
演出家、映画監督。1970年4月6日生まれ。埼玉県出身。94年、NHKに入局。2004年から1年間ハリウッドに留学し、映像制作を学ぶ。手掛けた作品に、連続テレビ小説「ちゅらさん」(01年)、土曜ドラマ「ハゲタカ」(07年~)、大河ドラマ「篤姫」(08年)、土曜ドラマ「外事警察」(09年)、正月時代劇「幕末相棒伝」(22年)など多数。今作が、Prime Videoオリジナル作品での初監督となる。

【番組情報】

「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」 
Prime Video 
3月17日世界同時配信スタート

提供元・TVガイドWeb

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