――まさに那美は姉御肌で、初めて見た“俳優・米倉涼子”だと感じました。撮影にあたり、米倉さんとはどのようなお話をされましたか?
「『米倉さんのさらなる魅力を引き出したい』と、脚本の古沢さんと話をした内容をお伝えしたところ、米倉さんから『(これまでの作品とは異なり)今回は、声のキーを下げて低めにしようと思っています』と言われました。また、ヘアスタイルをこれまでで一番短くされたりもしていました。米倉さんは撮影現場の状況や相手によって、柔軟にお芝居を変えられていたり、突然トップギアで入ってくるなど、型にはまらないお芝居で、僕たちスタッフも魅了されました」