芦田愛菜は人生2周目?

【※以降、『ブラッシュアップライフ』第9話までの内容を含みます】

 そんな『ブラッシュアップライフ』ファンの間で、最近よく使われる表現が「人生●周目」だろう。

 『ブラッシュアップライフ』は主人公の近藤麻美(安藤サクラ)が33歳で事故死したのをきっかけに、それまでの記憶を保ちながら近藤麻美としての人生を赤ん坊からやり直していくという「タイムリープ・ヒューマン・コメディ」で、第6話で人生4周目へ、そして第8話終盤で5周目となる。前の人生の記憶があるため、幼少期から麻美の精神年齢は高く、4周目では研究医の道に進むなど、努力を続けて目標を達成していく。そんな“優秀”な姉に対し、妹の遥(志田未来)が「てかさぁ、お姉ちゃん、人生2周目でしょ?」と訊く場面がある。遥にも「2周目疑惑」が浮上しているのは置いておくとして、あまりの優秀ぶりに人生2周目ではないか、という冗談を(表向き)飛ばしているのだ。

 また、4周目の人生では、同級生の「まりりん」こと宇野真里(水川あさみ)や、1週目の人生で麻美が働く市役所の後輩だった河口美奈子(三浦透子)もタイムリーパーであることが発覚するが、「何周目?」と訊くのがお決まりになっている。ちなみにまりりんも、学生時代はあまりに完璧だったために、あくまで冗談としてではあったが、麻美たちに人生のやり直しを疑われていた。

 第9話が放送された今月5日には、芦田愛菜が慶應義塾大学の法学部政治学科に進学すると一部で報じられたが、『ブラッシュアップライフ』の影響か、「芦田愛菜ちゃんは人生何周目かなって考えてしまう」「愛菜ちゃん、人生2周目でしょ」といった声も上がった。7月期の日本テレビ系土曜ドラマに出演予定とも囁かれており、芸能活動と勉強の見事な両立をしている芦田の優秀さに「芦田愛菜タイムリープ説」が出てしまうのは仕方ないのかもしれない。だとすれば、芦田もオオアリクイやニジョウサバ、ムラサキウニへの転生を避けるために徳を積んでいる最中なのだろうか……。