冊子には友情結婚生活を送るうえの条件を記入するシートがあり、以下のような項目があった。
・同居or別居
・結婚後の家事分担
・お金の管理方法(共通or別口座)
・子どもをほしいかほしくないか
・結婚後の性的欲求への対処法
・セクシャリティーのカミングアウトをしているor今後したい?
非常に細かく書かれている。恋愛感情がない分、友情結婚のほうが価値観と人生観のすり合わせは大変なのだろう。
YOU 「友情結婚のお相手(奥さん)は、ハルさんのセクシャルは全部わかってるんですか?」
ハル 「そうですね。そこを最初の段階でお互いにオープンにしてから出会って」
山里 「(オープンにして)ちょっと、楽になったのはあるんですか?」
ハル 「そうですね。最初から『自分はこうなんです』って言えるのは、だいぶ楽ではあります」
ハルさんは割り切った共同生活が送れているようだ。でも、恋愛感情がないのに結婚が可能ならば、同性同士だって結婚を認めないとおかしい……という気もしてしまった。
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