腸活にNG!見直したいライフスタイルは?
添加物・防腐剤などの摂りすぎ
食生活はダイレクトに腸内フローラへ影響を与えます。
特に添加物・防腐剤などは善玉菌を弱らせ、悪玉菌を増殖させます。
なるべく加工食品やコンビニ食は避けるように心がけましょう。
ストレスをためる
胃や腸はストレスの影響をうけやすい臓器です。
過度の緊張やストレスが原因で、下痢になる経験をしたことがある人もいるでしょう。
これはストレスによって自律神経の乱れ、善玉菌が弱ったことが原因です。
下痢以外にも腹痛や腹部の不快感、便秘などの影響が出る方もいます。
腸活のやり方おすすめ5選
1.16時間断食で消化器系を休める
私たちのからだの中で、臓器は基本的に年中無休で働き続けています。
特に消化器系を休める手段として有効なのが”16時間断食”です。
断食といっても水は摂取可能で、睡眠時間を含んでもOK。
例えば、前日の17時に夕食をとったら翌朝の9時まで断食をします。
からだが軽くなる、一時的に腸を休めたことで活性化するなどの効果が期待できます。
2.腸に優しい食生活を取り入れる
腸内フローラを整えるには、食生活の改善も欠かせません。
代表的な善玉菌である”乳酸菌”は食品から摂取できるので、積極的に取り入れましょう。
■ 乳酸菌を含む食品
乳酸菌ドリンク、甘酒、ぬか漬け、ヨーグルト、キムチ、納豆、チーズなど
食物繊維は善玉菌のエサとなり、悪玉菌と腸内の有害物質を減らすはたらきがあります。
日本人は食物繊維の摂取が不十分なので意識してとりましょう。
■ 食物繊維を含む食品
オートミール、切り干し大根、こんにゃく、いも類、豆類、野菜類など
3.腸を動かすために適度な運動をする
からだを適度に動かすと腸のぜん動運動が促進され、スムーズな排便が期待できます。
腸活目的ならからだに負荷をかける激しい運動よりも有酸素運動がおすすめ。
ウォーキング、ストレッチ、ヨガなどを腸活で取り入れるとよいでしょう。
忙しくて時間がない方に、最も手軽な腸活運動はラジオ体操です。
3分という短時間で全身をまんべんなく動かすことができます。
適度な運動はリフレッシュにもつながり、ストレスの軽減効果も期待できます。
4.からだをあたためて腸の機能を高める
”冷えは万病のもと”といいますよね。
からだが冷えて体内機能をコントロールする自律神経が乱れると、腸のはたらきも鈍ります。
腸のはたらきが鈍ると、細菌などから体をバリアする免疫機能も弱まってしまいます。
おなかまわりは特に冷やさないよう注意しましょう。
食べ物や飲み物も”からだをあたためる働きがあるもの”を積極的に取り入れましょう。
■ からだをあたためる食材
生姜、根菜類(かぼちゃ、にんじん、いも、ごぼうなど)、玄米
5.朝コップ一杯の水を飲んで腸を起こす
腸活に欠かせない便通改善に効果的なのが、”目覚めてすぐに飲むコップ一杯の水”。
人間が眠っている間は、胃や腸などの消化器系も眠っています。
朝に目覚めてすぐは胃や腸も眠っていますが、水を飲むと胃が膨らみ、次に腸へ信号が送られます。
すると腸が動き出し、溜まっていた便を押し出そうとするのです。
これを”胃結腸反射”といいます。
朝のコップ一杯の水は、便意を促す呼び水のような役割をしてくれるのです。