辞めるべきと気づいたら即行動!ブラック企業を退職する方法
ブラック企業はできるだけ辞めるべきですが、何の準備もせずいきなり退職届を出しても受取りを拒否されたり、退職後のお金に困ったりするかもしれません。
そこでこの項目では、ブラック企業をスムーズに辞める方法をお伝えします!
節約や転職活動を始める
辞めた後に備え「節約」と「転職活動」を意識しましょう。
まず節約は、退職後の蓄えを少しでも増やす目的で行います。
退職後にお金がないと気持ちにも余裕がなくなり、次の転職先をよく吟味できずまたブラック企業に入社してしまうリスクが高くなるためです。
次に転職活動ですが、今勤めているブラック企業の拘束時間が長すぎて思うように活動できない場合は、ムリに行う必要はありません。
ただし、転職サイトやエージェントの登録は済ませ、いつでも動き出せるよう準備を整えておいてくださいね。
ブラックの証拠は集めておく
サービス残業やパワハラなど、ブラック企業の悪事はできるだけ証拠を集めましょう。
ブラック企業が退職届を受理してくれず労働基準監督署に駆け込みたい時や、不当なサービス残業代を請求したい時など、何か行動を起こしたい時に証拠は必ず役に立ちます。
証拠はあれば心強い味方となってくれるので、明確な目的がなくてもまずはブラック企業の証拠を集めておくのがおすすめです。
ただし、証拠を集めていることがブラック企業側にバレると「訴えようとしている」と疑惑をかけられ、さらにブラックな風潮が強くなってしまう可能性も。
証拠を集める時は絶対にバレないように、こっそり行ってください。
有給日数をしっかり確認
ブラック企業にありがちなのが「有給休暇を取らせず退職させる」という事例です。
そのため、在職中にしっかり自分の有給休暇は何日残っているのか、日数を確認しておきましょう。
有給休暇の日数は給与明細などに記載されている会社もありますが、記載されていない場合は上司に聞けば教えてもらえるはずです。
はぐらかされて教えてもらえない場合は、ネットで有給休暇の日数を計算できるサイトがあるので自分で算出してみてください。
引き継ぎ資料と退職届を作成する
退職のための準備が揃ったら、いよいよ「退職届」を用意します。
しかし退職届と一緒に作成してほしいのが「引き継ぎ資料」です。
退職届だけを出すと「引き継ぎ準備が整っていないなら受け取れない」と言って、退職届の受取りを拒否するブラック企業も存在するため、引き継ぎ資料も一緒に用意しておくのがベスト。
ブラック企業の仕事をこなしながら引き継ぎ資料を作るのは、時間的に厳しいかもしれませんが、最後の追い込みだと思って頑張ってください。
退職届を持って上司に「辞めます」という
退職届と引き継ぎ資料を持って、上司に辞める意思を伝えましょう。
具体的な退職日まで指定して退職の意思を伝えると、話がスムーズに進みます。
同時に、有給休暇にも触れ「取得するつもりでいる」ということを示しておくと、うやむやにされにくくなるのでおすすめです。
辞めるべきブラック企業ほど、あの手この手で社員を引き留めようとしてきますが、勢いに押されて流されないように注意してください。