――新しい始まりかも知れませんよ。
確かに。その考え方にしときます(笑)。でも宇多田さんは、自分の中ではライブというより作品を作ってもらってそれを聞くのが楽しみなので、それをいっぱいやっていただけたら嬉しいなって思います。
――少し日本のR&Bの話に戻ると、CHEMISTRYとDa-iCEで「スパロウズ」というコラボ曲が3月にリリースされますが、松尾潔さんプロデュース、豊島吉宏(Maestro-T)さん作曲というのは、J-R&B好きにはうれしいコラボレーションだったのでは?
ふぅ…(溜息)。逆にあんまり実感ないです。僕がずっと追っかけてた方々が普通に接してくれるっていう感じに慣れないんです! 「おはよう!」みたいな感じで来ていただいても、一生慣れないですね。でも、松尾さんが作って、名義はDa-iCEになるっていうことはすごい感動しますし。最近僕が活動してて嬉しいなって思うポイントってけっこうそういうことが多いんですよ。m-floのTaku☆Takahashiさんと曲を作ることになったりとか、自分が育ってきて、リスペクトしてた人とか物とかが今帰ってきて自分の近くにあるっていうことに対してすごく幸せを感じるというか、そこに意義をめちゃめちゃ感じますね。また頑張ろうって思います。
――Da-iCEでJ-R&Bを支えてきたプロデューサーと組んで……という展開もいずれあるんでしょうか。
もし何か「J-R&Bをもう1回やってみようぜ」っていう空気感になったら、ぜひやりたいですね。その時に制作をお願いしたい人リストも死ぬほどあります(笑)。
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