冬の野菜!かぼちゃと生姜
生姜に含まれるジンゲロン、ショウガオールという成分からなる独特の辛味と香りは、日本料理や中華料理の臭み消しとして欠かせないものです。ショウガオールには、身体を温める作用があるといわれています。
また、昔から「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」と言われていますが、これは昔、今ほど栄養の取れるものが少なかった頃は、保存性が高いかぼちゃは旬の時期以外にも食べることができる貴重な緑黄色野菜でした。
かぼちゃを食べて栄養をつけ、風邪を予防すると言う考えから冬至にかぼちゃを食べる習慣が生まれたといわれています。実際、ウリ科の中では最高の栄養食品で、果肉の黄色はカロテンによるものです。
かぼちゃには大きく分て、西洋かぼちゃ、日本かぼちゃ、ペポかぼちゃの3種類があります。流通で主流の西洋かぼちゃには、ビタミンCとカロテンが豊富に含まれています。
かぼちゃは比較的タンパク質が多いので甘さをあまり感じませんが、実は糖質を多く含んでいます。そのエネルギーは他の野菜と比較にならない程高く、芋類に匹敵するエネルギーがあるのです。