◆さらに過酷なノルマという地獄Kさんを待っていたのは懺悔文と勤労奉仕だ。

・宗教施設の外壁掃除(小さなブラシと洗剤で壁を洗う)

・1日1000通以上のポスティング。23時から朝の4時ごろまでかかることもある

・支部長家庭の家事労働(衣類整理。壁や床、水まわりの清掃など)

・懺悔文を書き、幹部と面談。反省を促される

「雑務含め体力のいる作業も強いられるのですが、プログラムはもちろん一人で行います。当事者の反省と組織への奉仕という名目ですが、まるで見せしめのよう。幹部にはサディスティックな支配欲も感じました。そうしたプログラムを終え、まだ教団で働く意欲があると認められれば、また所属することができます。それを数回くり返しましたね。私以外にもそういう人はいて、結局みんな戻ってくるんだなあと」