でき婚のメリット・デメリットって?
どんな出来事も、いいこともあれば悪いこともあります。
離婚率などをふまえて、でき婚のメリットとデメリットも考えてみましょう。
でき婚のメリット
まだまだマイナスなイメージを抱かれやすい「でき婚」ですが、メリットも多いんです!
でき婚するメリットを4つ紹介します。
■ ①結婚と子育てへの覚悟がうまれる
やはり一番のメリットといえば、これではないでしょうか。
現代は「結婚」にこだわらずとも、お互いを「人生のパートナー」として生きていくカップルも大勢います。
一方で、「やっぱり結婚したい」「きちんと入籍したい」と考える女性も多いです。
自分のパートナーに「結婚したい」「子どもが欲しい」と伝えてもなかなか行動にうつされない…ともどかしい関係を続けている方も。
しかしながら「子どもができた」のであれば、話は別。
2人の間に小さな命を授かったことで、結婚・出産・子育てへの覚悟が生まれるはず!
でき婚は2人の覚悟を後押しするいいきっかけになるのではないでしょうか。
■ ②子どもがいると「離婚」しづらい
・子どもがいるからこそ離婚を踏みとどまる
・子どもがいるからこそ2人で協力する
・子どもがいるからこそ2人の絆が深くなる
でき婚は離婚しやすいイメージも強いかもしれませんが、むしろでき婚こそ離婚しづらい、2人の関係性を強くするものなのかもしれません。
現に、子供たちが成人し自立してから離婚する夫婦も多いとか。
子どもが2人をつなぎとめる絆と言えるかもしれません。
■ ③そもそも授かったことが奇跡
「子どもが欲しくてもなかなかできない」
「妊活が大変・しんどい」
子どもが欲しくても、さまざまな理由から授かれないカップルもいます。
いくら「欲しい」と願ってもこればかりは授かりもの。
つまり、でき婚はとても幸福なことなのです。
この先、子どもが欲しくてもできないケースもあるでしょう。
子どもを授かり、家族をもてることもでき婚のメリットと言えるのではないでしょうか。
■ ④結婚を反対されにくい
さまざまな理由からご両親に結婚を認めてもらえないカップルもいますよね。
しかし、2人の子どもを授かったのであれば話は別。
小さな命を育てるためには、周りの人の協力は不可欠。
周りの大人たちが急に協力体制になることだってあります!
子どもがいると分かれば、反対されていた結婚も祝福される可能性もあるのです。
もちろん反対される可能性も考えられますが、自分の孫ができたことを喜んでくれる親御さんもいるのではないでしょうか。
でき婚のデメリット
メリットがあればデメリットもある!
ということで、でき婚のデメリットを4つ考えてみました。
■ ①夫婦2人の時間がほとんどない
でき婚あるあると言えるのは、夫婦2人の時間が取れないこと。
結婚すれば、新しい生活の「中心」はお腹の中にいる子どもになりますよね。
つまりでき婚すると、2人きりのデートや旅行を楽しむ時間やなかなか取れない可能性も。
特に出産後の女性は「妻」から「母親」に切り替わる、非常にナイーブな時期です。
「新婚気分」はなかなか味わえないかもしれませんね。
■ ②お金が必要
結婚、出産、新生活、育児…。
とにかくでき婚は急激にお金が必要になります。
新生活の準備と並行して、出産準備を整える必要があるからかもしれませんね。
まとまったお金を準備する大変さも、でき婚ならではのデメリットではないでしょうか。
■ ③将来設計を大きく変更する必要がある
男性、女性に限らず、子どもを授かり結婚することは、人生の大きなターニングポイント。
将来設計やキャリアプランなどを大きく変更する必要もあるでしょう。
例えば、
・海外勤務が決まっていた
・転職したばかりだった
・フリーランスとして自立したばかりだった
新しい道を進んでいても、結婚、出産のために道を途中で引き返す必要も出てきそうです。
■ ④タイミングを逃すと結婚式がやりづらい
結婚式への憧れが強い方も多いはず。
しかしながら、妊娠中の結婚式は制限も多いもの。
出産後に結婚式する方も多いですが、比較的お子さんが中心のパーティーになる印象です。
タイミングを逃してしまうと「結婚式はいいか」と諦めてしまう方も。
結婚式への憧れが強い方は、でき婚がデメリットに感じる場合もあるかもしれませんね。