でき婚を「後悔する人」「後悔しない人」差が生まれるのはなぜ?
ここまででき婚した男性の本音、でき婚する男性の特徴をお伝えしました。
でき婚した男性の中には人それぞれ「後悔」が残る場面もありそうです。
一方で「でき婚を後悔していない人」も存在します。
同じでき婚でも、なぜこのような差が生まれるのでしょうか。
理由を5つ考えてみました!
①経済的
内閣府が公表する『第2節 家庭と社会全体の子育て費用』の中には、「”生まれてから小学校にあがるまでの子育て費用は、約440万円と計算される”」という記載があります。
小学校に上がるのは6歳なので、6年間で440万円。
年間にすると約70万前後の計算です。
子供を授かることはとても喜ばしいことではありますが、「子育てにはお金がかかる」のも否めませんよね。
でき婚したことで、経済的に苦しくなったり、子供を養うために朝から晩まで働いたり。
こうした経済的なことが原因で、でき婚を後悔するケースもありそうです。
②親が協力的
続いて、でき婚を後悔していないケースです。
経済的な問題と合わせて、それぞれの両親が協力的であるかどうかは非常に重要なポイントです。
子供ができたのは嬉しいけど、家族を養うために働かないと生活できない…。
そういった場面で、頼れる大人たちが協力的で味方になってくれると安心感が違いますよね。
よく結婚は「家族と家族の結びつき」と言われていますが、家族で子供を育てていく環境がととのっていれば、むしろでき婚してよかったと思えるのではないでしょうか。
③2人の関係性
親御さんが協力的だとしても、夫婦、そして親となった2人の関係性は大切ですよね。
2人で協力して小さな命を育てていかないといけません。
しかしながら、
「子供ができた責任感から結婚した」
「でき婚はしたけど奥さんを愛していない」
と悲しい意見をのべる男性もいるようです。
離婚の原因でもっとも多いのは「性格の不一致」というデータもあるほど。
二人の関係性がうまくいっていないと、結果的にでき婚を後悔することになってしまいそうですよね。
④子供の好き嫌い
子供の好き嫌いも、でき婚を後悔する、しないに大きく影響するのではないでしょうか。
WEBメディア『famico』によるアンケートによれば、男性が子供を嫌いと思う理由の第1位は「わがまま」、第2位は「対処法が不明」、第3位は「泣くから」、第4位は「さわがしい」という結果に。
・どう対応したら泣き止むのか分からない
・泣いている声に耐えられない
・どんな態度をとれば正解なのか分からない
アンケートを紐解いてみると、どう対応したらいいか分からない「不安」と正解が見えてこない「憤り」が男性の子供嫌いを加速させているように感じました。
「赤ちゃんは泣くのが仕事」と言われますが、泣き声に耐えられない場合や、子供にどう接したらいいか分からないと、でき婚を後悔してしまうことになりそうです。
⑤年齢的な問題
厚生労働省が公表する「出生動向の多面的分析」によれば、結婚前の妊娠は「15〜19歳」世代がもっとも多いことがわかっています。
また、それに合わせるように若い世代の「離婚率」が高いようです。
公益財団法人生命保険文化センターによる『離婚件数が増えているというのは本当?』にある『年齢階級別有配偶離婚率』からは、男女ともに20〜24歳の離婚率は50%以上ということが分かります。
もちろん「でき婚=離婚」が完全に関係するわけではありません。
しかしながら、若いうちの方ができ婚を後悔し、新しい道を選択する決断が早いのではないかということがデータから推測できます。
結婚する年齢が若すぎるゆえの後悔もありそうですよね。
⑥準備不足
子供を授かったことで結婚、出産を経験するカップルと、
結婚してから、子供を授かり出産を経験するカップル。
後者の方が、結婚に対する気持ちや子育てに対する心の準備期間が長いように感じますよね。
もちろん準備に時間をかければいいという訳ではありません。
ただし「準備不足」が重なるといい結果をもたらさないのは事実。
心の準備、知識の準備、経済的な準備…。
準備は「心の余裕」にも繋がります。
でき婚を後悔する人がいるのは、日々に忙殺されてしまい余裕がないことが原因の一つかもしれません。