◆密かな人気の『お笑い成人式』。『Be-1』では45歳の優勝者も!
ベテラン芸人の救いとなるはずだったG-1改め『崖っぷちNo.1グランプリ』、そのルール変更にがっかりした人も多いかもしれません。ですが、ベテラン向けの賞レースと言えば『崖っぷちNo.1グランプリ』以外にも複数あります。
まず今年第4回を迎える、芸歴20年以上が対象のその名も『お笑い成人式』(BSフジ)。今年もますだおかだ・岡田圭右さんが司会をつとめ、同じくますだおかだの増田英彦が審査委員長、スピードワゴンも審査に加わり、1月7日にその模様がBSフジで放映されました。
ちなみに第2回&第3回を連覇した磁石は、第1回『G-1』の優勝者。『エンタの神様』(日本テレビ系)や『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)で名が知られる第1回優勝のマシンガンズといい、ネタに定評がある実力派が集う大会として徐々にその権威も高まっていると言われています。
そして今年で3回目を迎える芸歴11年目を迎える、ピン芸人の大会『Be-1グランプリ』も忘れてはいけません。第1回は『ぐるナイおもしろ荘2022』や『有吉の壁』(ともに日本テレビ系)でも脚光を浴びた当時45歳の芸人・野田ちゃんが優勝し、今年も開催が宣言されています。
何かと批判の多い『崖っぷちNo.1グランプリ』のリニューアルではありますが、他の賞レースと差別化を図るためなら仕方ないのかもしれません。テレビ的に説明しやすいキャラクターを抜擢(ばってき)する、賞金の高い賞レースと考えたほうがいいでしょうね。