◆実力派の大会だったのに…芸人からも戸惑いの声

 これに関してはSNSでも「プライドを持っているはずなのに崖っぷち扱い。芸人さんにリスペクトがない」「崖っぷちという呼称で芸人に過剰なドキュメンタリーとかドラマティックを塗りたくるのはどうか」「実力派芸人を選ぶ大会から、テレビで消費しやすい一発屋を選ぶ全く違った大会になった」と、非難の嵐でした。

『R-1グランプリ』決勝進出経験のあるピン芸人・寺田寛明さんも、「G-1グランプリ、『引用リツイートしないで全組失格になろう』ってみんなで示し合わせたのに裏切り者が300万を手にしてライアーゲームみたいになってほしい」と、ツイート。

 ベテランのテレビ制作者がふんぞり返って崖っぷちの芸人を上から目線で審査する姿を想像でき、まるで韓国ドラマ『イカゲーム』のようだと表現するお笑いファンもいるほどでした。