嫌な上司をスルーする時に必要な考え方

嫌な上司はスルーでOK!最強の「受け流しスキル」を身につけよう
(画像=『Rolmy』より引用)

嫌な上司を実際にスルーする前に、まずは自分のマインドから整えていきましょう。
この項目では、嫌な上司をスルーする際にストレスがかからない考え方のコツをお伝えします。

職場には合わない人もいると知る

「上司を嫌だと思うなんて、こんな自分は悪い人間だ」と考える人もいるかもしれません。
しかし、まずは「嫌でもいいんだ」と認めてあげましょう。

どんなに少人数の職場であっても、一定数他人が集まれば必ず合わない人が現れます。
大切なのは「嫌だと思わないこと」ではなく「嫌な人との付き合い方を心得ること」です。

上司を嫌だと思う自分を責めてしまうとさらなるストレスの原因となるので、自分の気持ちを受け止め、そこからどう対処するのかを考えてください。

上司を変えるのではなく自分を変える

上司をどうにかして変えようとするのではなく、自分の考え方を変えるように心掛けてみましょう。
上司とあなたは別の考えを持った人間で、他人を思い通りに変えることは不可能なこと。

嫌な上司のことを考えすぎると悪いところばかりに目がいってしまうので、「そういう性格の人なんだ」とあまり深く考えないようにするのがおすすめです。

上司の言うことを真に受けない

嫌な上司はスルーでOK!最強の「受け流しスキル」を身につけよう
(画像=『Rolmy』より引用)

嫌な上司の言葉を真に受けないように注意してください。
他の社員のことやプライベートのことでイライラしているから、あなたに嫌味を言っているのかもしれません。

そのような場合、上司自身は何と言ったのかすぐに忘れている可能性があります。
単なる八つ当たりの場合もあるので、「機嫌が悪いんだな」とスルーするようにしましょう。

自分と上司のやりとりを客観視する

嫌な上司と話すときは、なるべく会話の内容を客観視するようにしてください。
上司が嫌だという気持ちがあると、本来であれば正しい意見でも不快に感じることがあります。

例えば、嫌いでない上司が同じことを言った場合でも嫌な気持ちになるのか考えると、正当なイライラなのか判断しやすくなります。

嫌な上司とのやりとりを客観視することで、嫌いな理由を減らせるかもしれません。

スルーすることは我慢ではない!

嫌な上司をスルーすることは「我慢させられている」わけではありません。
むしろスルーすることで、あなたの心の健康を保つことが目的です。

何も言い返さずにいると悔しさを覚えるかもしれませんが、嫌な上司のせいであなたの心が不安定になってしまうことのほうが悔しいはず。
上司のことをあまり考えなくなる状態になれたら「スルーできている」といえるでしょう。

摩擦ゼロ!嫌な上司を上手にスルーする方法

嫌な上司はスルーでOK!最強の「受け流しスキル」を身につけよう
(画像=『Rolmy』より引用)

間違ったスルースキルは上司との間に確執や摩擦を生み、トラブルの原因となります。
それでは、摩擦を生まない上手なスルーとはどのような方法なのでしょうか?

仕事の指示は明確にしておく

嫌な上司との接触をできるだけ減らそうと、指示に理解できない箇所があってもそのまま仕事に取り掛かってしまう人は少なくありません。

しかし、曖昧な指示のまま仕事を始めればミスが起こり、さらに嫌な上司との接触機会が増えるだけ。
嫌な上司をスルーするためには、上司が小言を言う必要がないくらいの状態で仕事をやり遂げる必要があります。

そのため、指示に不明点があった場合はきちんと指示内容を明確にすることが大事です。

避けられる会話はすべて避ける

業務に関係のない雑談や興味のない武勇伝など、聞いても意味がない程度の話題であれば積極的に避けましょう。
大声で「やめてください!」などと言えばもちろん角が立つので、聞こえないふりをしたり、席を外してみたりするのが有効的です。

名指しで話しかけられて回避できない時は返事をするしかありませんが、ぼんやりと曖昧な相槌を打っておけば問題ありません。

仕事の話と雑談で聞く姿勢を変えることで「仕事とプライベートをきっちり分ける人」と印象付ける効果もあります。

嫌味は気づかないふりをする

嫌な上司はスルーでOK!最強の「受け流しスキル」を身につけよう
(画像=『Rolmy』より引用)

中にはネチネチとミスを責めたり、嫌味を言ったりしてくる上司もいるでしょう。
このような上司の発言は、嫌味に気づかないふりをするのが最も有効的です。

例えば執拗に責められても「自分のために指摘してくれたのですね」といった発言をしたり、嫌味には「そのような考え方もあるんですね」と真に受けたふりをしてみたりするのもいいでしょう。

部下が嫌がることをして反応を楽しむ上司は一定数いるのが現実。
「嫌味に気づいていません」という態度をとることで、嫌な上司の楽しみを一つ奪うことに成功します。

上司の手のひらで転がされないことも、立派なスルースキルの一つです。

リアクションは控えめにする

人と会話をしていると「ここは笑ってあげた方がよさそう」であったり、「驚いた方が相手は喜ぶだろう」と思ったりするポイントがあるでしょう。

しかし、嫌な上司と会話するときのリアクションはできれば抑えめにするのがおすすめ。
なぜなら嫌な上司は周囲の人からも嫌われ、多くの人からスルーされているからです。

大多数の人にスルーされている上司は、反応をくれる部下に執着します。
嫌な上司から執着されることほど、ストレスが溜まる状況はありません。

効果的にスルーできるようになるには、日頃から相手にしない姿勢を見せておくことが大事です。

信頼できる仲間を見つける

人数は多くなくてもいいので、信頼できる仲間を見つけておきましょう。
嫌な上司について相談できる先輩や愚痴を言い合える同僚などがおすすめ。

どんなにスルースキルを培ってもストレスが溜まることがあります。
話を聞いてくれる仲間の存在は大切です。

ストレスゲージを下げる秘策を持っておくことで、無理なく嫌な上司をスルーできます。
また、嫌な上司の曖昧な指示で現場が混乱した時も、仲間内で知恵を出し合えば仕事を成功に導けるかもしれません。