嫌な上司の下で働くことは、部下にとって大きなストレス。職場にいるモンスター上司は思い切ってスルーするのがベスト!この記事では嫌われる人の特徴や上手にスルーする方法を紹介します。スルーと無視は別物です。正しいスルースキルを手に入れてストレスに立ち向かいましょう。
嫌な上司はスルーするのが一番
真面目な人ほど「上司だから」と敬って、嫌な上司をスルーしない傾向にあります。
しかし、上司だからという理由だけで相手を敬う必要はありません。
誰かを敬う気持ちは本当に尊敬できる相手に自然と抱くものであり、無理して持つものではないからです。
勘違いしている人もいるかもしれませんが、「スルー」と「無視」は違います。
「無視」は、相手を存在ごとないもののように扱う行為。
一方の「スルー」は、あくまでも相手との会話を受け流す行為です。
相手を尊重しながら自分の身を守るために必要なのがスルースキル。
会社で働く人なら誰でも身につけておいて損はないスキルです。
嫌な上司を無視してはいけない理由
中には嫌な上司と一緒に働くのがつらくて「嫌な上司を無視してしまいたい」と考える人もいるかもしれません。
しかし、たとえ嫌な上司であっても、職場で誰かを無視する行為には多くのデメリットが。
嫌な上司を無視することで起こるデメリットと、無視してはいけない理由をお伝えします。
業務に影響が出る
上司に限らず、誰かを無視する行為は必ず業務に悪影響を及ぼします。
会社の業務において、一切コミュニケーションを取らずに完結する仕事はありません。
嫌な上司を無視することで、本来とるべきコミュニケーションまで省略されてしまうため、仕事の手間が増えてしまうでしょう。
自ら仕事を増やしてしまうのは本末転倒ですし、自分の役目を果たせなくなってしまいます。
社内で過ごしにくくなる
無視された上司が逆上した場合、あなたが社内で居場所を失う可能性もあります。
上司はただの肩書きに過ぎませんが、やはり社内では上司のほうが力を持つのも事実。
嫌いな感情を正直に出して、嫌な上司を無視したら仕事を振られなくなってしまったというケースも珍しくありません。
攻撃的な行動に出れば、時に返り討ちにあってしまうこともあります。
一時の感情に任せた行動はしないように注意してください。
あなたの評価が下がる
あなたが嫌な上司を無視すれば、一緒に働く周囲の人も気づきます。
周囲の人から「嫌いな人のことを無視するのだ」と思われ、評価を落とすことにつながることも。
無視をすることは、そもそも働く場所にはそぐわない行動。
たとえ相手が嫌な上司であっても、無視をした側が眉をひそめられてしまいます。
嫌な上司を無視した結果、あなたの評価が下がってしまうのはもったいないでしょう。