【高温期12日目に体温が下がる理由1】妊娠はしていない
高温期12日目に体温が下がるのは…
高温期12日目に基礎体温が下がる一番の理由は、受精卵が着床せずに妊娠が成立していないというものです。
受精はしても、着床せずに流れてしまうこともあり、子宮内膜に受精卵が着床しなければ、高温期12日目頃から次の生理の準備を始めるために、ホルモンバランスが黄体ホルモンから卵胞ホルモンへと切り替わるので、基礎体温は下がります。
この場合には残念ですが妊娠はしていないでしょう。
しかし、この後でも述べるように、高温期12日目に基礎体温が下がっても、妊娠している可能性もあります。
生理が始まるまでは、妊娠してないとは確定するのはちょっと危険なので辞めておきましょう。
【高温期12日目に体温が下がる理由2】外気温の影響
高温期12日目に体温が下がるのは…
高温期12日目に基礎体温が下がる理由には、外気温の影響を受けていることもあり得ます。
外の気温があまりにも寒くなりすぎてしまうと、1晩中お部屋の暖房を付けてるようなお家でなければ、お部屋の気温もそれなりに寒くなってしまいますよね。
そうすると、枕元に置いておいた基礎体温計も冷たくなってしまい、そのことが微妙な体温の変化をとらえなければならない、基礎体温の測定に影響を与えることも考えられます。
もちろん基礎体温というのは、体の内部の温度を測るために、外気温の影響を受けやすい脇の下ではなくて、より身体の内部の温度に近い体温を測ることができる口の中で測るのですが、それでも体温計が冷たくなりすぎてしまっていたら、その影響を受けないとも限りません。
よほど寒すぎる時であれば、そのような可能性も考えられます。
【高温期12日目に体温が下がる理由3】寝汗
高温期12日目に体温が下がるのは…
高温期12日目に基礎体温が下がる理由には、寝汗をかいて、体温が下がってしまっている、という可能性も考えられます。
汗の影響を受けやすい脇の下で測るわけではないので、寝汗の影響を基礎体温が受けるということはあまりないかもしれませんが、寝苦しい夜に寝汗をかくことで、体温が実際に下がることはあるようです。
あまり寝苦しいからと言ってクーラーで部屋の温度を下げ過ぎてしまったり、逆に暑すぎて寝汗をかきすぎることで、身体の中の様々なバランスが崩れて、体温が一定しないようなことも起きるようです。
性格に基礎体温を測りたいのであれば、寝汗をかきすぎたり、クーラーで冷やし過ぎたりすることが無いように、夜寝る時の環境は、一定の環境で保てるように工夫をした方がいいかもしれませんね!
【高温期12日目に体温が下がる理由4】計測ミス
高温期12日目に体温が下がるのは…
妊娠していたのに、高温期12日目に基礎体温が下がった、という理由で最も可能性が高いものには、計測ミスが考えられるでしょう。
風邪を引いた時などに測る通常の体温は0.1度刻みですが、基礎体温計は0.01度刻みになっています。
ということは、基礎体温の変化というのはとても微妙な体温の変化をとらえて測っているということです。
とても100分の1単位のとても微妙な変化をとらえなくてはいけないことから、少しでも正しく計測するための条件が乱れてしまうと、計測値に乱れが生じてしまいます。
基礎体温は目が覚めてすぐの体温を測らなくてはいけませんが、基礎体温計を取るために寝返りを打っただけでも正確に測ることは出来なくなってしまいます。
また夜中にトイレに起きることがあったら、布団やベッドから起き上がることがあるのなら、再び寝て朝目覚める時ではなくて、夜中に起きた時に測らなくてはいけません。
布団やベッドの上から少しでも動いてしまうと、正しく計測することは出来なくなるので、基礎体温を測る時には注意が必要になります。