妊娠を望んでいる女性にとってはそろそろ着床するかという高温期12日目に基礎体温が下がるというのはとても気になるところですよね。高温期12日目に体温が下がる理由にはどんなものがあるのでしょうか?!着床せずに生理がやってきてしまうのでしょうか?!

高温期12日目に体温が下がる!妊娠はしていない!?

妊娠を望んでいる女性にとっては、基礎体温の変化というのはとても気になるところですよね。

排卵期に受精して、無事に着床すると基礎体温は生理予定日を過ぎても下がらないとされているので、毎日量っている基礎体温が下がってしまうことがあると、がっかりしてしまうという女性も多いものです。

特に着床が完了すると言われている高温期12日目というのは、妊娠していなければ生理が始まる準備として、基礎体温が下がる日になるので、この日に基礎体温が下がってしまったことでがっかりしてしまう人も多いようですが、高温期12日目の基礎体温の変化というのは、いったいどういったことを意味しているのでしょうか。

この記事では、妊娠を望んでいる女性にとってはとても気になる、高温期12日目に基礎体温が下がることの意味と、出血などの症状や体調の変化についてみていきたいと思います。

高温期12日目とはどんな日?【体温下がる】

まず、高温期の12日目というのはいったいどういう日なのか、ということについてみていきましょう。

女性の身体の基礎体温というのは、特に体調不良などがなければ生理周期によって規則正しく変化していくものです。

生理が始まる前日に基礎体温が下がり始め、生理1日目から低体温期が始まります。

低体温期の14日目頃に排卵を迎えて、その翌日から高温期が始まります。

排卵期に受精していれば、高温期7日目から10日目に受精卵は着床すると言われています。

高温期12日目というのは着床が成立する時期になりますが、妊娠していなければ次の整理の準備のために基礎体温がちょうど下がる時期になります。

妊娠を望んでる女性にとっては、高温期12日目の頃の基礎体温の変化というのは、妊娠しているかどうかを判断するためのとても重要なバロメーターとなります。

高温期12日目に体温が下がる!妊娠はしていない?生理が?

基礎体温というのは、女性ホルモンの分泌量によって大きく影響されるものです。

生理から排卵期までは卵胞ホルモンが沢山分泌されている時期には低体温期が続きます。

排卵後には黄体ホルモンの分泌が多くなるので、基礎体温は高温期に入ります。

黄体ホルモンというのは、妊娠を継続させるためにとても大切なホルモンなので、排卵期に受精していると分泌量がさらに増えます。

妊娠が成立していると、生理予定日が来ても黄体ホルモンの分泌量が下がらないので、高温期がずっと続くことになります。

逆に、妊娠が成立していないと、再び生理を起こして、生理の後に排卵の準備を始めるために、卵胞ホルモンの分泌量が増えるので、基礎体温が下がることになります。

妊娠してなかったときに、黄体ホルモンから卵胞ホルモンへとホルモンバランスが切り替わる時期がおおよそ高温期12日目となります。

そのために、妊娠を望んでいる女性にとっては、高温期12日目前後の基礎体温の変化というのはとても大切なものになるのです。

高温期12日目に体温が下がる理由にはどんなものが?!

高温期12日目に基礎体温が下がると、一般的には妊娠していないと思われますが、12日目に基礎体温が下がることがあったのに、妊娠していたというケースもあります。

12日目に基礎体温が下がるのには、ホルモンバランスの変化の他にも理由があるようです。

12日目に基礎体温が下がるのにはどのような理由があるのか、ここからみていきましょう。