面接の最後に必ずといっていいほど「何か質問はありますか?」と逆質問されますが、何を聞いたらいいのか分からないという人は多いはずです。しかし逆質問をしないと落ちるのではないかと心配する方に、逆質問を用意するときのポイントと一例をご紹介します。

面接官が「何か質問がありますか?」と質問する意図とは

面接で逆質問しないと落ちる?質問のポイントと好印象例を徹底解説!
(画像=『Rolmy』より引用)

面接の終盤になると「あなたから何か質問はありますか?」と面接官に聞かれますが、ただ流れで聞かれているわけではありません。

必ず質問しなければいけないことも、質問しなかったからといって落ちる理由に直結することもありません。
では面接官がなぜ逆質問をするのでしょうか。ここでは逆質問をされる理由をまとめました。

応募者の意欲や自社への関心度をはかる

面接で逆質問しないと落ちる?質問のポイントと好印象例を徹底解説!
(画像=『Rolmy』より引用)

逆質問をすることでどれほど会社や仕事に興味があるのかを知ることができます。

本気度が高ければ高いほど多くのサイトをみる、口コミを調べるなどして、調べている間に「ここはどうなっているんだろう?」と疑問に思うことも増えます。

つまりよく調べていればホームぺージなどでは書ききれない細かいことが気になって質問してくるはずであり、そこまで聞いてくるということは志望度が高いと思ってもらえるということです。

逆質問を行うことで「この会社で働くイメージをちゃんと持てている」とアピールし、入社意欲を強調することが可能です。

面接にどれほど準備をしてきたかを確かめる

面接で逆質問しないと落ちる?質問のポイントと好印象例を徹底解説!
(画像=『Rolmy』より引用)

面接の中では面接官から会社や行っている事業、仕事内容について説明をされます。たとえ事前にいくつか逆質問を考えていたとしても面接官の説明の中で説明されて解消されてしまう質問というものもあります。

特に業界や業種特有な質問は説明段階で解決されることが多いです。逆質問された際に慌てずに違う質問ができれば、事前に調べて準備をして面接に来たんだと思ってもらえます。

どれほどコミュニケーション能力があるかを確かめる

面接で逆質問しないと落ちる?質問のポイントと好印象例を徹底解説!
(画像=『Rolmy』より引用)

面接官は応募者の人柄を見ています。「この人はどういう人なのか」「一緒に働けるのか」といった点を判断するための材料の1つとして逆質問を行います。

自発的に質問ができるか、考えをまとめてわかりやすく質問できるか、そこから会話を広げられるかなどを見られています。

自社の社風と相性が合うかを見極める

面接で逆質問しないと落ちる?質問のポイントと好印象例を徹底解説!
(画像=『Rolmy』より引用)

逆質問は自由度が高いため、応募者がどういった質問をして何をアピールしてくるかで企業との相性を見極めています。

スキル的に申し分がない応募者だったとしても、コミュニケーションに不安がある、会社の方針と考え方が異なっているという場合は不採用になることもあります。

応募者の不安や疑問を解決する

面接で逆質問しないと落ちる?質問のポイントと好印象例を徹底解説!
(画像=『Rolmy』より引用)

採用に関して企業が一番困ることは、入社した人がすぐに辞めることです。入社してから「思っていたのと違う」と数か月で辞められると企業的には損失になります。

そういった企業と面接者の認識の相違をなくすために質問の場を設ける意図もあります。