東京の水天宮は子供の守護神として全国的に大変有名です。そのため水天宮で子授け祈願・安産祈願をする人や、安産のお守りを求める人でいつも境内はにぎわっています。今回は水天宮のお守りの値段や種類、そして安産祈願のお参りの仕方まで解説していきます。

【水天宮のお守り】水天宮は水と子供の守護神

安産祈願と言えば水天宮

そんな言葉がすぐに頭に浮かぶくらい、水天宮は子供をお守りくださる神様として有名です。
安産祈願だけでなく、子授けやお宮参り、七五三など、子供に関するお参りはすべて水天宮でお願いできます。

もともとは水と子供を守る神様として信仰が厚い水天宮ですが、今では子供の守護神としての知名度の方が高いようです。

待望の赤ちゃんを身ごもったならぜひ水天宮へ安産祈願に出かけましょう。
今回は水天宮の安産祈願について解説していきます。

【水天宮のお守り】水天宮の総本宮は福岡

安産祈願といえば東京都中央区の水天宮が有名ですが、実は水天宮の総本宮は福岡県にあります。
福岡県久留米市の水天宮がその総本宮で、その歴史は古く源平合戦の最後の戦い、壇ノ浦の戦いの後1190年に、逃れてきた安徳天皇の母の女官、伊勢にて建立されたと言われています。

代々その子孫が宮司を務め、古くから水の神様、そして子授け・安産・子を護る神様として親しまれてきたそうです。

霊験あらたかな水天宮ですが、江戸時代に久留米藩主が参勤交代の折にもお参りができるようにと分霊されたのが東京の水天宮の始まりだそうです。

【水天宮のお守り】明治天皇の安産祈願も水天宮!?

子供の守護神として有名な水天宮(総本宮)は明治天皇のご降誕の際に、明治天皇の父である孔明天皇が安産祈願をお願いしたことでも有名です。

安産祈願ののち、無事に後の明治天皇がお生まれになり、お礼として鳥の子饅頭を内々に奉納されたのだとか。

明治天皇の安産祈願もお願いされたのなら、本当にご利益がありそうです。

【水天宮のお守り】安産祈願は東京の水天宮が有名

さて、子授け・安産祈願と言えば水天宮。

福岡総本宮の水天宮も有名ですが、東京の水天宮も負けてはいません。
東京の水天宮はHPのトップに「安産」「子授け」と謳っているように、特に子供の神様としてのご利益があるようです。

そのため、特に土日や戌の日は安産祈願に訪れる人が多く、境内は大変込み合います。