初詣や合格祈願などで神社仏閣に行く人もいるでしょう。参拝時にお賽銭を入れますが、毎回いくら入れていますか?

自分なりにお賽銭の金額を決めて入れている人もいれば、毎回違った金額を入れて、いくら入れることが正解なのか疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、お賽銭の本当の意味や適切な金額などについて解説します。

そもそも初詣とは

普段は神社仏閣に行かなくても、「初詣のために行く」という人もいるでしょう。初詣には、新しい年の一番初めに神社やお寺を訪れて、その年の幸せを祈願するという意味があります。

初詣のルーツは、平安時代までさかのぼります。形式を変えながらも現在まで残り続ける、日本の昔ながらの風習です。

お賽銭の意味はお願い?それともお礼?

お賽銭には、神仏からの恩恵に対する感謝の意味があります。願いを叶えてもらうための対価ではありません。また、穢(けが)れを払うという解釈もあるようです。

なお、神社のお賽銭には日頃の感謝を伝える意味がありますが、お寺のお賽銭には自分の欲を捨てる修行の意味も含まれています。

お賽銭は5円が良いの?それとも高額がおすすめ?

お賽銭といえば、「ご縁がある=5円」をイメージする人が多いでしょう。

もしくは願いごとを叶えてもらおうと、高額のお賽銭を入れる人もいるかもしれません。

前述した通り、お賽銭には感謝や穢れを払う修行などの意味があるため、金額で何かが変わることはありません。身の丈にあった金額で良いのです。