◆3位ロングコートダディ 見事な伏線回収
<ロングコートダディのマラソンのネタも面白かったですね。
審査員のみなさんも触れていましたが、最後に兎さんがただの「太ってる人」として登場するのは意表を突かれました。
そして、あの「太ってる人」が兎さん本人じゃないと、最初に「一緒に走ろうな」と言った外国人選手と再会することができないという展開!最高のボケであり、伏線を回収するための重要なピースであるという、見事な構成です>
◆ダイヤモンド 理由と説得力のある言葉遊び
<準決勝を配信で拝見しましたが、その時点では「ダイヤモンドが優勝かもしれない」と思いました。そのくらいウケていましたし、わかりやすいうえに、オリジナリティのあるテーマでした。
「女性専用車両」があるがために普通の電車を「男女兼用車両」とわざわざ言うという、新しい言葉の影響を受けて、さらに新しい言葉を作っていく漫才。
言葉遊びの漫才はたくさんありますが、この漫才はそれだけではなく、ちゃんと理由があって言葉遊びをしている。眼鏡がなかったら存在し得なかった「裸眼」という言葉などを例に出し、説得力も申し分ない。
順番の影響か、ちょっとした間のズレだったのか…、内容が本当に面白いので、得点に結びつかなかったのは非常に残念に思いました>