【妊娠2ヶ月】妊娠6週目

妊娠6週目になると胎児の心拍が確認できるようになります。
胎嚢の中に胎児の姿が確認できる状態を胎芽といい、この時期正確にはまだ胎児とは呼ばず胎芽と呼ぶのですが、この「胎芽」「胎嚢」そして「心拍」がエコーで確認できて初めて「正常妊娠」と診断されます。

胎児の大きさは1週間で約2-3mmほどさらに成長し、4~9mmの大きさに。
さらに脳、肺、背骨が作られる時期でもあります。

この頃の母親はいろいろな症状が現れます。
眠気や体のだるさはホルモンの急激な変化のためにあらわれる症状で、だるさ、微熱など風邪に似た症状が出ます。
また情緒不安定になることもありますから、なるべく精神的ストレスを感じないよう、ゆったりと毎日を過ごしましょう。

【妊娠2ヶ月】妊娠7週目

妊娠7週目になるとなんとなく感じていたつわりもピークを迎えます。
また、乳房がハリ、痛みを感じたり、乳首が敏感になり、洋服が擦れると肌がイラつく感じがあります。
まだお腹が出ることはありませんが、なんとなく下腹部が固くなってきた気がしたり、トイレが近くなる感じがする人もいるようです。

妊娠7週目は妊娠2ヶ月の最後の週。
妊娠7週目が終わると、妊娠3ヶ月に入ります。

胎児は頭からお尻までの長さが9~14mmほどに大きくなり、胎嚢も25~44mmへ大きくなります。
妊娠7週目になると、全体的に丸い感じの形だった胎児がより人間っぽく2頭身へと成長。
手足も確認できるようになり、心臓は完成形に近い4つの部屋にこの頃分かれます。

【妊娠2ヶ月】エコーでは何が分かるのか?

妊娠検査薬で陽性が出ると、産婦人科を受信します。
産婦人科で受診すると、初めての日は妊娠を確認するため、いろいろな検査を行います。
尿検査・血液検査・身長体重計測・問診・内診そしてエコー。

妊娠中のエコーは膣内から入れて行う経膣エコーと、お腹の上からジェルを塗って行う経腹エコーの二つがあります。
妊娠初期にはまだ胎児も小さく(胎芽)お腹の上からの経腹エコーだと確認しづらいため、より胎児(胎芽)に近くからエコーが宛てられるよう経膣エコーを行います。
だいたい12週を過ぎたころから経膣エコーから経腹エコーへと切り替える産婦人科が多いようです。

エコーでは胎児が入っている胎嚢の確認、心拍の確認ができます。
また、エコー写真から胎児の大きさを計測し、胎児が順調に大きくなっているか見ることができます。

エコーによって胎児の成長や、正常妊娠かどうかを調べると同時に、母体の健康状態を知ることもできます。
自覚症状がなくても子宮筋腫や内膜症、チョコレート嚢胞など、このエコーで発見される場合も。
エコー、大切ですね。

【妊娠2ヶ月】妊娠2か月でお腹は大きくなる?

さて、どんどん大きくなっていく胎児と子宮。
それでは妊娠2ヶ月でお腹が出るものでしょうか?

一般的に妊娠2ヶ月ではまだお腹が出る事はありません。
お腹が出る、出ないは個人差によるところがかなり大きいので、6ヶ月くらいでお腹が出る人もいれば、3ヶ月くらいでお腹が出る人もいます。

妊娠2ヶ月ではお腹が出ることはあまりないとは思いますが、お腹が出るというより下腹部が触ると少し固いような気がする人はいるかもしれません。
いずれにせよ、お腹が出る前から、妊娠が確認出来たらお腹周りがゆったりとして締め付けない服装を選んで着用すると良いでしょう。

ただし、妊娠初期から稀にお腹が出る妊婦さんもいます。
妊娠初期にお腹が出る原因としては

・経産婦であること
・ガスがたまっていること
・卵巣が腫れていること
・子宮内膜症や子宮筋腫があること

が考えられます。
妊娠による黄体ホルモンの影響で腸の動きがわるくなり、ガスがたまるとお腹が出る事があり、また卵巣の腫れ、子宮の婦人科系疾患などでもともと子宮が大きい人なども、妊娠初期からお腹が出る結果になります。
子宮や卵巣疾患のためにお腹が出る場合は流産のリスクも高まります。
お腹が出るのがあまり気になる人はドクターに相談してみましょう。